「大和の色どり」展など

東京では身体に危険なほど暑い日が続いているので、おいそれと外出して写真を撮るわけにはいきません。週末の撮り歩きはちょっとお休みして観る方に回ろうと考えて六本木のフジフイルムスクエアに行ってきました。

写真展・FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) - 東京 六本木の富士フイルムが運営
フジフイルム スクエアで開催される写真展情報。六本木 東京ミッドタウンにあり、多彩なテーマの写真展や、写真やカメラの歴史を学べる写真歴史博物館など、幅広い角度から写真文化を味わえます。

「避暑」半分のつもりでふらりと出向いたのですが、思わぬ収穫というか、2つの写真展で大変良い目の保養と勉強をさせていただきました。

竹川隆さんの「大和の色どり」展。

後で知ったのですが、こちらの作家は写真歴は15年ほどで、もともとの”ご本業”は奈良県立医大勤務の後に橿原で開業されているお医者様のようです。仕事の兼ね合いで週末しか撮りにいけない制約の中で、地元の奈良でじっくりと腰を据えて、古都の社寺と自然が織り成す美しい情景を撮り続けた良質の風景写真の数々。

ちょうど作家ご本人が在廊されていて、少しだけ作品についてのお話をお伺いすることができて、おかげ様で豊かな時間を過ごせました(背中が作家ご本人です)。

中判で撮影されていると思しき高精細な風景写真をフジフイルムらしい見事な深い色のプリントで仕上げておられてます。久しぶりに正統派の風景写真をじっくりと鑑賞する機会が得られて、心が洗われました。

カジリョウスケさんの「憧憬」展にも心を奪われました。

こちらは、競馬/馬術競技の撮影を専門にされている報道カメラマンで、普段あまりなじみのない馬場馬術の競技風景・練習風景をいろいろな角度でじっくり魅せていただきました。

緩急が見事です。「急」の時の人馬の躍動感や緊張感のカッコよさはもちろん、「緩」の時の表情の暖かさが良い。馬にも表情があるみたいだい、とはじめて思いました。

他にもいくつか並行展示されている催しもあって、目下のフジフイルムスクエアには足を運ぶ価値が大いにあるとわたしは思います。とくに「大和の色どり」展は会期末が迫っていますので是非。

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