歌川広重「名所江戸百景」の五十九景は 逆井(さかさい)のわたし、元の絵はこちらです。
さしもの猛暑もお盆を過ぎてば少し和らいだかと期待して、久しぶりの「百景」撮りに江東区大島の旧中川沿いまで出掛けたのですが、甘かった。基礎体力に欠けるわたしは熱中症とのきわどい戦いでした。
とりあえず撮ってきたのはこんな絵です。
水鳥の一羽、小舟の一艘でも来るまで粘れれば写真的にはもう少し様になったのですが、腰を据えて待つにはちと気温が高すぎました。
最寄り駅は都営新宿線の東大島。昔のイメージしかなかったのですが、モダンなガラス張りにリニューアルされていて思わず撮ってしまいました。
このあたり、川沿い両岸が広い公園になっています。野球やテニスに汗を流す人影もありましたが、人ごとながらこの暑さでは心配の方が先に立つというもの。
ただ、川にかかる橋の上だけはいい風が吹いていて、空を見上げると雲の形はほんのちょっと秋っぽくなっているような気がしなくもない。ゆっくりゆっくりと、季節は進んでいるのかもしれません。


![広重名所江戸百景 望月義也コレクション [ 望月義也 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0032/9784772610032.jpg?_ex=128x128)

