高校時代の友人の集まりがあって、神戸に行ってきました。
生まれは別の町ですし、それなりに長い人生の中で神戸で暮らしたのはせいぜい10年足らずなのですが、多感な中高生時代を(そういう頃もあった 笑)当地で過ごしたせいか「自分のホームタウンは神戸」という意識が強いです。だからミニ同窓会に誘ってくれた仲間には大感謝。久しぶりに会う顔ぶれとおおいに盛り上がって楽しい時間を過ごしました。
それにフォトジェニックなこの街を久しぶりに写真散歩できる良いきっかけになりました。持参したのは携帯性重視でいつものG9PROIIとLeica DG12-60mm F2.8-4。実際に歩いた時系列は別にして、まずはこの写真からはじめましょう。
神戸市役所の24F展望ロビーから眺める昼間の市街、それぞれ山側(北)、海側(南)です。なんということはない雑然とした街並みですが、毎日こういう六甲連山と神戸港の景色を眺めて育った人間としては、郷里の原風景としてなかなかに味わいがあります。
あいにく見通しの悪い薄曇りでしたが、実はこれでも滞在中に最も天気が「良かった」瞬間です。1泊2日の間に雨こそほとんど降られなかったけれども、ずっと冴えない曇天で写真散歩的にはかなり逆境でした(苦笑)。
新緑の街路樹に包まれた中心市街のメインストリート。この「どこにいても顔を上げると必ず山が見える」「山が見えれば方角(山=北)がわかる」という独特の神戸地理感覚の懐かしさ。
ダウンタウンに隣接する市役所から南の港湾方向へ下ると、歴史ある神戸税関の建物が見えてきます。
建物正面は風格があって良いのですが、あまりにパンフレット写真ぽいのでパスして(笑)、玄関の一部を切り取りました。
明治期からの税関の詳しい歴史は公式サイトの解説に譲りますが、上記の東玄関など昭和2年に竣工したのが第二次庁舎。これを部分保存しつつ増改築した最新の第三次庁舎は、建物全体を巨大な船に見立てて造られていて、艦橋のような最上部が印象的です。
右下のコンテナ・トラックは意図的に構図に入れました。なんか税関ぽいかな、と思って(笑)。しかしこののっぺりした白い曇り空は、なんともならんな。
庁舎の中に公開されている展示室があって、重厚な時計塔の建物、中庭ともども見学・撮影させてもらえます。
展示室では、銃器や麻薬の密輸入の手口紹介にビビり、偽物ブランド品を本物と並べて手に取って見比べて困惑し、なかなか刺激的に税関の不正輸入阻止の取り組みを学ぶことができて楽しめます。
といっても写真的には難しいので、少しだけ。
税関で撮った最後の1枚。中庭から時計塔を仰ぎ見ました。下部に残っている支柱は旧庁舎時代に使われていたものをそのまま遺してあるそうで、この建物の歴史を感じます。
ずいぶん記事が長くなってしまいました。今回はここまで、かな。
神戸での写真散歩、まだまだ続きます。


