春の川越散歩 その1

年に何回か用事が出来て埼玉県川越に出かけることがあります。3月中旬にまた行ってきました。

まだ桜の開花には少し間があるかなという、初春の川越をLUMIX G9PROIIとLeica DG12–60mmを手に歩きました。

小江戸・川越は今やすっかり東京近郊の人気観光地です。イメージフォトとしてはこんな感じなのかな。

こういう古い「蔵の街」風景がいま内外の観光客を大いに惹きつけるのでしょう。観光振興策としては大当たりの賑わいですが、あまりに人が増えすぎて写真散歩的にはちょっと困った感じになってきました。

以前は落ち着いた風情のある街並みだった中心部の「時の鐘」あたりも、こんなんです。

このすぐ近くにも大正から昭和にかけて栄えたオールド川越の面影を残す街並みがあって、映画のセットの中を歩くみたいでななかなか楽めます。しかしこちらの「大正浪漫夢通り」もだんだん知名度が上がって人通りが激増中。

こちらも、落ち着いて写真を撮るのはなかなか厳しくなってきました。

ところで今回の写真、川越のイメージにフィットするかもと考えて、RAWで撮ってG9PROIIに付属の”Lクラシックネオ”というフォトスタイル(を模したAdobeのプロファイル)を使って現像し、微調整して仕上げてあります。LUMIX公式サイトによれば「カラーフィルム風の、ノスタルジックで優しい風合い」というフォトスタイルだそうです。”L”は大人の事情ではっきり言えない例の”L”でしょうね。

さて、行楽客の人並みにやや閉口気味となって、最近では川越に来ると旧市街中心部を少し外れて写真散歩をするようになりました。

この弁天横丁は、もともと大正・昭和期の長屋の建物が立ち並ぶ芸者街、その後転じて飲み屋街だったのですが、寂れていずれも空き家となり近年は入口のゲート看板だけを残して廃屋同然となっていたそうです。美しい景観とは言いませんが一周回ってフイルムライクなフォトスタイルが似合う、なかなかエモーショナルな眺めです。

2020年ころ、その廃屋を地元の商店主さんたちが作る商店街活性化NPOが借り受けて、若手のクリエイターや起業家の人たちを呼び込むプロジェクトを始めました。横丁の中に入ると今はこんな感じにリノベーションされています。

いい感じのショップや飲食店が軒を連ねてゆっくりと増殖中。地元では知る人ぞ知るホットスポットになっているそうです。繫盛してくれることを願っていますが、できれば観光客のみなさんにはあまり知られてほしくないなあ(笑)。

ちょうどお昼時だったので、ここでランチをいただきました。
このつづきは次回。

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