自然教育園 都心の雑木林

目黒・白金台あたりで、別にそんなつもりで出かけたのではなかったのですがちょっと時間があったので、ほんの気まぐれに自然教育園を散歩してきました。たぶん30年ぶりくらいではないかな。

附属自然教育園 Institute for Nature Study
附属自然教育園(Institute for Nature Study)の公式サイトです。利用案内、イベント情報、研究活動等いろいろな情報をご覧いただけます。

リンク先の公式サイトトップの航空写真でわかるように、ここは東京都心に残された貴重な自然環境。他の整備された庭園などと違って、国立科学博物館が所有してガチのマジで守っているほぼ手付かずの雑木林です。

※ちなみに、航空写真で林の中に見えている大きな建物は、緑が一体化して見えますが自然教育園の敷地ではなく、隣接している都立庭園美術館の建物です。

園地の歴史などは公式サイトをご覧ください。ともかく入口はこちら。

以前に来た時のことはもう忘れてしまいましたが、園内は遊歩道がきちっと作られている以外はとにかく普通に雑木林です。遊歩道の一歩外は田舎の里山とまったく変わりません。ちなみにこの日のお供はLUMIX S5とLUMIX S20-60mm, SIGMA 90mm DG DNでした。

クマザサの茂み

苔むす倒木

土塁?に根を張る巨木

居心地よさそうに棲みついている鴨たち

とにかく、自然が変化するにまかせて、雑木林や水辺の植生や動物/昆虫などの生態の変化をできるだけ「この地にあるがまま」保存しておきたいということなのだろうと推察します。特定の花を愛でるような意図には向きませんが、それこそなんでもない「あるがままの」里山を散歩したいというような気分の時にはこれほど落ち着いてくつろげる場所は他にないかもしれません。

何でもない水たまりに反射する陽光まで、なにやらいつもの東京のものではない「自然あるがままの」光に見えてくる不思議。

推察するに、都会の真ん中で「あるがまま」を保つために、水の循環をどうするか、排気ガスの汚染や気候変動にどう対処するかなど、素人にはわからない大変なご苦労が多いのではないでしょうか。実際、写真には写りませんが、園内は自然の静寂とは程遠く、風景とはおよそ不釣り合いな車の騒音(なにせすぐ隣を首都高が走っています)が遠慮なくこだましてしました。

ともあれそういう余計な心配は別にして、なかなか楽しい疑似里山歩きでした。

たとえば、このつづきで散歩した近くの池田山公園の眺めとは好対照。

こういう手入れされた観賞用の庭園(いや、これはこれで良さがあるけれど)と、自然風景との違いをしみじみと感じました。優劣ではなく質の違い、ね。

以上、少し長くなりましたが、目黒の自然教育園はたまに訪れる価値十分ありだぞ、の巻でした。

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