冬の花ロウバイを観に行く

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ロウバイを観に、調布の神代植物公園まで出かけてきました。12月から2月にかけて芳香を漂わせて咲く冬の花ロウバイ(蝋梅)。

梅に良く似た黄色い花で、花びらにロウを塗ったような透明感があるのでこの名が付いた(他にも諸説)とも言われますが、植物の分類としては梅の仲間ではないそうです。

という能書きはどうでもよくて、寒中に健気に咲いて目を楽しませてくれる、ロウバイがこちらです。

花にぐっと寄ってみるとこう。

花を撮るときは、このTAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO (272E) 通称タムQを忘れてはいけません。Kマウント版はタムロンさんが新製品を発売してくれないので、既に2世代旧型となっていますが、十分な働きをしてくれるマクロレンズです。

まるい蕾も愛らしい。ロウバイらしい黄色い輝きが青空に映えて綺麗。

良い香りを漂わせるロウバイの一群の周りは梅林。時は1月中旬。白梅、紅梅の蕾も少しづつ膨らんで、開花まであと少しという感じ。

撮ってて思ったこと。
梅を撮るときは、寄ってマクロ撮影するときはともかくとして、ちょっと引いて撮るとたいてい背景に他の木の枝がごちゃごちゃと絡んで、その処理が難しい。今後の研究課題です。

さて、ロウバイやツバキなど少数の例外を除いて、植物園内は概ねシーズンオフの様相。

撮ってて思ったこと、その2。
軽さは正義、とはほんとに良く言ったものだ。
smc PENTAX−DA 35mmF2.4 ALとK-70での撮影は、ほんとに身も心も軽く感じます。

この季節、地面は枯れ葉や木の実で埋まります。

芝生広場も冬枯れていますが、中央のパンパスグラスの大きな茂みは元気。

花々を楽しむには向かないシーズンではありますが、木々の葉が落ちて日当たりが良くなった園内は、静かでなかなか趣のある「冬の散歩道」です。ちょっと寒いけどね。

撮ってて思ったこと、その3。
タムQは「花に接写」だけじゃなく、ボケをつくりたい時に使う望遠レンズとしてなかなか使いでがあるな、と。

以上、神代植物公園にロウバイを観に行くの巻、でした。
この季節の植物園もオツなものですね。

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