Leica Monochrome in 芝浦 -1

LUMIXのG9PROII以降のカメラには、堂々とLeica銘を付けたフォトスタイル”Leica Monochrome”が搭載されました。

こうなるとそれまでの”L モノクローム”とかいう大人の配慮をしまくったネーミングのフォトスタイルの位置づけが難しくなりそうなものですが、それはそれで併存させているあたりはPanasonicさんもなかなか香ばしいことをなさる。まあ”L モノクローム”もなかなか良い味で嫌いではないからわたしとしては併存welcomeではあるのですが。

それはさておき、せっかくのLeica公認フォトスタイルなので使ってみたいよね、というわけで、秋晴れの10月中旬のとある日、G9PROIIとLeica DG8-18mm, Leica DG12-60mmを手に、東京・芝浦あたりをモノクロ散歩してきました。

レインボーブリッジがいい感じで広角に捉えられた、と思ったら天気が良すぎて派手にゴースト出しちゃいました。てへ。

そうそう、このブログの写真は基本的にRAW撮り→Photolabで現像、というルーティンで仕上げているので、Leica Monochromeはカメラ撮って出しではなく、PhotolabでAdobeの同名DCPファイルを使ってRAW現像したもの、ということはお断りしておかないといけません、悪しからず。

モノクロの階調で塗り分けられた港湾風景、憎からず。

レインボーブリッジって、足下から橋げたまでエレベーターで昇り降りできるって初めて知りました。金網の隙間からなんとか1枚。

ちょうど良い気候の週末だからでしょうが、徒歩/ランニングで橋を渡る皆さんがけっこうたくさんいるのに、ちょっと驚きました。わたしは何点か写真を撮ったらそそくさと引き返してしまいましたが。

東京湾の水先案内をするパイロットボートが係留された桟橋。週末のせいか動きは無く静かな様子でした。

どうでしょう、Leica Monochrome
定量的に検証できていないので単なる印象ですが、きめ細かい描写で、白トビしにくく暗部がけっこう粘って諧調を保つ・・・ので、見た目のコントラストはそんなに強くないけれどもダイナミックレンジが広いように感じます。と言っても、フォトスタイルの指定だけでカメラの性能を越えてダイナミックレンジが広がるわけはないので、そう感じるだけで、実際はどういうことになっているのか正直よくわかりません。

もともと、粗い粒状感でハイコントラストに仕上げて迫力を出すモノクロ(例えばPENTAXの”ハードモノクローム”)が結構好きだと自認していたのですが、それとは真逆な仕上がりです。

真逆なんだけど、「これはこれで良いな」とか思っちゃったりします。ほんと節操が無いわたしです。
節操が無くちょっと気に入ったので、次回もう少しこのままモノクロ散歩を続けます。

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