撮りたい、カメラやレンズに触りたい、しかし暑い。暑いというかキケン。陽射しと熱風が撮り歩きを阻む残暑厳しい9月です。近頃は毎年のように暑さとの闘いを強いられていますが、今年は9月半ばになっても事態が改善しません。
そこで、LUMIX G9PROIIをもっと触りたいわたしが思い立った対策は、これも毎年の恒例行事になりつつありますが、空調の効いた避難場所に事欠かない羽田空港で撮るという選択。
羽田 第3ターミナル展望デッキから、第1ターミナル方向を臨むの図。
G9PROIIとLeica DG 12-60mm。管制塔の引き締まった写りが出色です。雲の形や空の色が秋っぽくて爽やな風景に見えなくもないですが、展望デッキの日向はけっこうな灼熱地帯で長居はできませんでした。
中国南方航空機のテイクオフ。Leica DG 50-200mmではこのくらいのサイズが限界ですがカメラのAF性能にも助けられてしっかり撮れました。背景から浮き上がる立体感はなかなか。
涼しい屋内に戻ると生き返ります。第3ターミナルのショッピングゾーンで、和装小物を手前に背景の江戸小路の灯りをボカシてみました。Leica DG 12-60mm
フォトスタイルに(撮って出しではなくRAW撮り+PhotoLabでの後付けですが)シネライクV2を使ってみました。GX7M2やG99で撮っていた頃と比べると、明らかにダイナミックレンジに余裕を感じます。
第3ターミナルの展望デッキでは、空港風景ではない意外なものが撮れたので最後におまけ。
対岸の千葉に向かって伸びる東京湾アクアラインの海ほたるPAと高架橋。右手前で海中から立ち上がっている巨大な構築物はアクアラインのトンネル部の中央に立つ換気施設「風の塔」です。羽田空港T3からこんなに良く見えるとは知りませんでした。
というわけで、G9PROIIを手にした羽田空港ターミナルめぐり、次回はここからT1,T2に向かいます。