オールドレンズで撮る京都 六波羅・八坂通

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年末の休暇を利用して、K-70とタクマ―レンズで京都を写真散歩してきました。いにしえのレンズでいにしえの都を撮ろう、という趣向です。

今回の京都旅行は専ら写真ばかり撮っていて、ショッピングには関心が薄かったのですが、このお店だけは狙って訪ねました。

六波羅蜜寺近くのこのお店で「幽霊子育飴」を狙い通りゲット。

#「六道ケ辻」と呼ばれたこの地域らしい、子育飴にまつわる伝説については上記のリンク先をご参照ください。

もう20年くらい前になるでしょうか、家族で京都旅行をしたときにこの辺りを散歩していて、偶然に「幽霊子育飴」の朽ちた看板を見かけたことがあります。看板に描かれたおどろおどろしい幽霊の絵とそのネーミングに興味を惹かれたものの、そこにも近隣にもお店はありません。

少し調べてみて、この地の伝説と「かつて幽霊子育飴という菓子が売られていた」ということはわかったものの、当時は現存が確認できませんでした。

最近この店と飴の存在を知った私は、今回ここを訪ねて、なんとしても20年越しの飴をゲットしたかったわけです(大げさですが)。
琥珀色の素朴な味の飴は、イメージ通りで大変気に入りましたが、お店で年配の店員さんに聞いてみても、20年も昔の事情はご存じ無いようで、朽ちた看板の頃のことは相変わらず謎のままです。

さて、飴屋さん以外の写真も紹介しておきましょう。

冥府への入口とされる六道の辻に立つ六道珍皇寺。

名所というわけではありませんが、松原通で見かけた”伝統様式”のクリーニング屋さん。

子供のころの記憶にある昭和のクリーニング屋さんそのものの絵で、なんかちょっと感動しました。

東大路を挟んで、八坂通から東を見上げると、有名な八坂の塔

次回は、この八坂の塔と二寧坂・産寧坂の周りを歩きます。
それは今までにも増して、人波との戦いでした。

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