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いにしえのレンズでいにしえの都を撮って楽しもう、という趣向です。
京都・上七軒、北野天満宮のあたりを、K-70とタクマーレンズで撮り歩きました。
古くからの茶屋、料理屋や土産物屋の立ち並ぶ上七軒です。
こちらは瓦屋根を扱うお店なのでしょう。看板変わりの瓦が、雨上がりに束の間差した夕陽に映えてきれいです。
昼間歩いても良いですが、今日の狙いは「日暮れ時、灯がともった上七軒」と決めていたので、休憩を兼ねて時間調整のために地元の喫茶店に入りました。壁一面に並んだ芸妓さんの団扇が、さすが上七軒ですね。
いい感じに陽が暮れてくる時間帯。表通りも路地裏も、一気に京都の風情が深まります。
歌舞練場の正面もぐっといい感じに。
この日暮れ時、兼ねて用意の一脚が活躍しました。確かに1/10秒とか1/4秒とかの遅いシャッター速度でも狼狽えずに撮ることができます。一脚グッジョブ！
こちらは北野天満宮の本殿裏の奥宮。
上七軒に戻って、いよいよ日没後のマジックアワー・・・
と言いたいところだったのですが、どんより曇天でマジカルな光は乏しく、おまけに年末も押し詰まって、明かりの灯るお店も少なく・・・
ということで、気負って待った割には、思ったような絵はあまり撮ることができませんでした。
残念。季節を変えてまた来ましょう。
以上、上七軒の巻、長々と見ていただいてありがとうございます。
京都編、こぼれ話を含めてまだまだ続きます。
