みさきまぐろきっぷ -2

標題の企画きっぷを使って京急に乗り、三浦半島に遊びに来ています。前回の記事では三崎港でマグロ尽くしのランチを堪能した後、港のまわりをぶらぶら散歩しているところでした。

前回貼り忘れた写真が1点。当地の老舗旅館、三崎館さんの木造高層の建物がまるで昔の道後温泉、あるいは銀山温泉の古勢起屋、いやもっと空想的な、そうだ「千と千尋の神隠し」の湯屋を思い起させる威容でした。

その三崎館さんの向かいにある、産直品市場「うらりマルシェ」でお土産品を物色。

三崎マグロ 三浦市の産直品売り場 うらり
三浦海業公社が運営し、マグロをはじめ旬の魚介類や野菜などを販売する「産直センター」、多目的イベントスペースの「うみぎょうプレイス、研修・展示室」があります。 また、コンサートや演劇等多目的に利用できる市民ホール「シーサイドホール」が併設されています。

威勢の良いおばちゃんの売り声が飛び交う中、地物の魚や野菜の安さ・見事さに驚いたり、同じ「よこすか海軍カレー」の値段がお店によって随分と違うのを冷やかしたりしてショッピングを楽しんだ後は、渡船で三浦半島最南端の城ケ島に渡ることにしました。
橋が架かって陸続きになっている城ケ島までバス便だと所要十数分、この渡船だと↑の写真で間近に見えている対岸まで5分ほどで渡ることができます。

運行本数こそ限られますが時間帯によっては渡船の方が便利、というか単純に渡し船に乗ってみたい気持ちが勝ちました。

城ケ島は三崎港よりもさらに鄙びた感じが強まります。この昭和然としたありさまが一周回って今やフォトジェニックと言えるかも。

さあこれから本格的に海辺の散策、というところでしたが、この辺で急に風が強くなりやたら冷えてきました。

花粉も飛びまくって既に致死量を浴びているし、長時間の滞在は無用の健康トラブルになりかねないかも。

というわけで、せっかく渡った城ケ島ですが深入りせず早々に退散することにしました。海岸線散歩はもう少しコンディションの良い時にしましょう。

短時間の滞在の中でひとつ良いこと。「くもり」だった天気予報に反してまずまず晴れてくれて、少し霞んではいましたが西岸から相模湾越しに雪を頂いた富士山を眺めることができました。

帰京する経路の途中、三浦海岸でこちらのお店に立ち寄り。

手土産いろいろ 三浦ストア - 三浦COCOON - 京急沿線おでかけサービス
手土産いろいろ 三浦ストア:趣のある調度品をしつらえた店内には、極彩色の瓶づめピクルスとジャムがずらり。地元の高梨農園の獲れたて野菜、果物を使用し、無添加で仕上げている。しっかりした酸味のピクルスは、お酒のお供に。定番、変わりダネを揃えるジャムは、ギフトに喜ばれそう。

というのも、わたし当地の高梨農園さん製の野菜のピクルスとジャムが気に入っていて是非お土産として持ち帰りたい。

品物自体は三浦市内あちこちで見かけるのですが、唯一このお店でだけ、みさきまぐろきっぷの「おもひで券」で引き換えることができるのです。

無事に品物をゲットした後、ビーチまで数分歩いて、今回のショートトリップで最後の1枚を撮影。

少々風が冷たかったですが、良い形の波が寄せるのを頑張って待ちました。

というわけで、みさきまぐろきっぷを堪能した1日でした。

インフレはここにも及んでいて、2年前に遊んだ時と比べると2割ほど値上がりしましたが、それでも十分に魅力を維持しているパッケージだと思います。帰り道の特急に揺られながら、次はいつ来ようかさっそく考えておりました。

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