マレーシアのモール 小ネタをいくつか

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マレーシア出張について、残る小ネタ写真です。

シャーアラムにある、さほど大きくない規模の、ごく普通のモール。ホテルの近くだったので、滞在中は何度か食事や買い物で利用しました。

このモールで、話には聞いていましたが初めて見たお店。名創優品産業(中国)の運営するMINISOU。無印良品とユニクロとダイソーを不思議にミックスして、遠慮なく言えばパクった店づくりです。

事業の実態のない日本に本社を置いて、根拠なしに「日本100%品質」を謳った怪しいプロモーションを展開し、全世界に店舗網を拡大しているそうです。なぜか日本語のカタカナを使った看板でメイソウと併記するのはユニクロのパクリで、”日本品質”イメージのアピール。

商品にも謎の日本語表記が溢れています。1リンギでも儲けさせるのは悔しいからもちろん買いません。厚かましいことに日本にも何店か逆上陸してきているとか。かの国の企業にしばしば見られる、”売れれば勝ち、マナーやルールを守って儲けを逃すのはマヌケ”という考え方なのでしょう・・・ワタクシ的には言語道断。

このモールには、絨毯屋さんがありました。右手前にお祈り用の小さいのが見えます。
もともと人口の60%がムスリムという国ですし、ブルーモスクのおひざ元ですからね。

地元の人たちには当たり前の日常風景なんでしょうが、何ともエキゾチック。

そういう土地柄なので、フードコートではマレー系の料理が多数派。看板の魚料理の写真が実に美味しそうです(残念ながらここでは試してない)。

当然ですが、お酒は置いてません。
ここだけでなく、このモール内のレストラン・小売店すべてにわたって、お酒は一切無し。缶ビールすらどこにも見かけません。この街を治めるスルタンの方針だとか。

あきらめが悪い私は、中華系(人口の30%)の人々はワインやウイスキーを好んで飲むらしいから、中華料理店に行けば良いのではと浅知恵で考えたのですが、その中華料理店自体がモール内に皆無。近隣にも見当たらず万事休す。

別の日に、10キロほど離れた最新の巨大モールのセブンイレブンで缶ビールを発見した時は、小躍りしました(笑)。そのモールですらレストランはアルコール皆無。フレンチ、イタリアンなどお酒に縁が深そうなお店がそもそも無い。1軒だけあった中華レストランは超高級店で、おそらくお酒を出してくれそうな雰囲気でしたがフトコロ事情が許さず苦渋の撤退(苦笑)。

KL中心部やリゾート地域しか知らないと思いもよらない事ですが、マレーシアでは案外と「お酒を飲むことが難しいエリア」というのがあるのです。これ、豆知識ね。

以上、マレーシアのモールで拾った小ネタ駄文でした。

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