京急沿線散歩 横須賀中央

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京急沿線散歩は、前回、汐入駅から横須賀中央駅を目指したつづきです。

横須賀を舞台にした歌はいろいろあります。山口百恵「横須賀ストーリー」がさすがに古すぎるとすれば、比較的記憶に新しいのは、クレイジーケンバンド「タイガー&ドラゴン」でしょうか。

♪トンネル抜ければ海が見えるから、そのままドン突きの三笠公園で

三笠公園が、こちらになります。

日露戦争・日本海会戦でバルチック艦隊を打ち破った大日本帝国海軍旗艦、戦艦三笠が、今は「記念館」として陸上に固定されて公開されています。

太平洋戦争で敗れた海軍の艦艇が悉く打ち破られ、沈められ、運よく終戦まで生き延びた艦艇も、多くが廃棄や解体、果ては実験標的(長門・・・)などの憂き目にあったのに、なぜ三笠は、米軍横須賀基地の間近で堂々と保存公開されているのでしょう。

当時すでに退役していたから、米軍とは敵対しなかった、ということで”お目こぼし”なのでしょうか。それともほかに理由があるのでしょうか。ロシアへのあてつけとか?謎です。深く考えないほうが良いかもしれません。

さて、プレイバックして前回のつづきから。
午前中、開いている店がまだまばらな「どぶ板通り」を歩きます。夜はなかなかディープになりそうな構えの店が並びますが、この時間帯は至って健全。一周回っておしゃれな雰囲気さえ漂っています。

「スカジャン発祥の店」を主張されている、味のあるお店が「撮影お断り」だったのがちょっと残念。

ビルの間を縫って、米軍基地を横目に三笠公園目指して歩きます。さすがに基地の脇まで来ると、軍属やそのご家族とたくさんすれ違います。みなさん比較的リラックスムードで、アッチの方は大丈夫なのかな、と想像がモヤモヤ。

道端には横須賀らしいこんな意匠の歩道ガードも、いとをかし。

そして三笠公園到着。大勢の来館者で賑わっています。
記念館全景は上でお見せしましたから、メインマストをあおりで。

公園のすぐ脇から、猿島行きの観光ボートが発着していて、こちらも大人気。

記念館の売店で三笠グッズなど冷やかした後は、横須賀中央駅近辺の繁華街まで歩き海軍カレー本舗でユーモア溢れるカレーメニューをいただきました。写真右手前が「本舗」のお店ですね。

さて、今回の散歩の終着点は京急 横須賀中央駅です。

巨大な商業集積のど真ん中の昼下がり。人出も多く、いっちょ写真を撮ってやろう、
という意欲が直ちには湧きにくい環境・時間帯でしたね。

でもまあ、来たぞ、ということで一枚。

以上、汐入から横須賀中央への散歩の巻。
たくさん歩いて疲れましたが、天気は最高でした。

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