神田古本まつり2022

都市・ストリート

東京中で今年の秋はさかんにいろんなイベントやお祭りが開催されています。たいていは「3年ぶりの」というまくら言葉がついていて、この3年間はアレのおかげでいろんなことを我慢してきたんだなあ我々は、ということが思いやられるわけです。

というわけで、神田の古本まつりも3年ぶりの開催だそうですよ。これは行かなきゃ、というわけで出掛けてきました。2週間あまり寝かせてしまったネタですが、平日で開催初日なら掘り出し物もあるかも、という下心も少々込みで10月末の神保町です。

持ち出したカメラは「写真もついでに撮るかも」という時に持つのに苦にならない LUMIX GF10。

小さくて軽くて良い奴なんですが、小さい分、スナップできちんと構図をつくるのが視力の衰えた中高年にはいささか難しいです。上の写真もあと一歩下って右へ歩き去る男性の足元まで画角に収められれば良かった。上端の提灯もちゃんと入れるか全く入れないかの方が良かった・・・などという後悔先に立たず。

今回はそんな写真ばかりですが、ちっちゃいことは気にすんな それワ(以下略)。

ちょうど古本祭り開催スタートのテープカットを関係者幹部の方がやっている近所に居合わせました。えらく人だかりがしているので、何がそんなに目を惹くテープカット式なのだろうと、わたしも野次馬のひとりになって近寄ってみましたが、この通り、おじさんたちの後頭部しか写ってませんね。

どうも小池百合子都知事がテープカットに参加されていたようで、百合子さん見たさの人だかりだったらしい。よくよく探しても、残念ながらこの写真では影も形も写せていませんが、私の生涯で東京都知事に最接近した記念行事の写真として(苦笑)ボツにせず載せておきました。

肝心の古本祭りの方は、幸い雨に降られることもなく2~3時間たっぷり冷やかして回ってきました。各店頭や、路地裏に多くのワゴン売り場が展開されて、平日の午前からこの賑わい。

懐の深い神田神保町らしく、実にいろんなジャンルの本が並んでいます。全部はとても見ていられないので、私が多少の注意を払いながら覗いた棚だけをスナップしていきます。

「鉄」関係ですね。隣に居た人が、たくさん並んだ時刻表の1冊を迷わずさっと手に取って内容を確かめだしたのに感心しました。その年・月に何があったんだろう・・・。

絵画展や写真展のカタログ類。これは見たいものを手に取りだすと欲望に歯止めが効かなくなりそうなので、ぐっと我慢がまん。

1970年代の別冊ゴングの表紙。猪木さん、鶴田さん、あちらでもう会われましたかね、馬場さんとも・・・合掌。

ミステリーやSFがサブカルの一部だった頃を思い出す棚です。石川喬司さんの「SFの時代」は懐かしいな。

そうそう、一部で話題になっている「BOOK HOTEL」の実物を初めて眺めました。こういう場所を面白がって利用できる行動力と好奇心が、まだわたしに残っているか自問しながらワンショット。

これも一部で話題になっているマンガ「ダンダダン」とコラボして、ホテルとしては何か趣向を凝らしているようです。この作品、私は未読ですがこの大型ポスターを見て絵柄に惹かれました。こんど手に入れてみよう。

興味のある本や場所にしか目が行っていないわたしですが、古本まつり自体はその何十倍ものスケールで、古今東西の文学、歴史、政治、経済、地理、科学、芸術、風俗あらゆるジャンルを網羅して、世界に誇る神田古書店街の底力を見せつけてくれていました。
こういう理科系の専門書の棚とか、わたしは絶望的に縁遠いですが、見る人が見れば凄い本があったりするんだろうなあ。

古書店さんも3年ぶりで張り切っておられます。澤口書店さんはオリジナルトートバッグや、知財的には怪しい(笑)「サワグチ秋のホンまつり」ステッカーまで作って、大きなワゴン売り場展開で思い切り目立って頑張っておられました。

以上、神田古本まつりに行ってきたの巻でした。因みにこの日のわたしのささやかな戦果は、鉄道ムック2冊と絶版文庫本2冊、計1000円也でありました。

ちょっと長くなってしまいましたね。最後まで見ていただいてありがとうございます。

使用機材:LUMIX GF10, LUMIX G12-32mm

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