新三脚と新レンズ

このところ、写欲の秋に向けて新装備の調達に勤しんでいるわたしですが、今回はその中でも「真打」2点をまとめてご報告。

こちらになります。

まず、三脚の新調について。
これまで使っていたのは、数年前にあまり考えずに数千円で買ったアルミ三脚で、軽量なのは良いが振動に弱く、作り付けの3way雲台は値段なりの品質でカメラを思った位置でピタッと止めにくいのが不満の種でした。風景撮りで構図を追い込みたい時などに使い辛く、永らく部屋の隅に置かれ不稼働設備と化していました。

少ししっかりしたものに替えたいとずっと思っていたものの、なかなかいろんな予算配分が三脚まで回らず滞っていました。目下わたしの手元に降って湧いた一連の設備増強・インフレ波及前の駆け込みリニューアルのチャンスを、逃すわけにはいきません。

結論として選んだのはこれです。
マンフロット befreeアドバンス カーボン三脚 自由雲台キット

気に入ったところ。

・格納時に十分に小さくて軽い(41cm/1.25kg)。クルマよりヒコーキや鉄道での移動を好むわたしには、道中の携帯性は非常に大切。
・十分な耐荷重。メーカーの言う8kgは俄かには信じ難いが、欧州製なので極端な詐称はあるまい。わたしの機材は3kgを越えることがまず無いので、おそらくかなり余裕がある。
・脚が細いわりに駆体の剛性が高くて撓まない。触ってみると頑丈さがわかる。
・三脚界では多数派のアルカスイス互換型よりも、マンフロットのRC2クイックリリースシステムが好き。現在手持ちのPeak designのDual plateがそのまま継続使用できる。
・イタリアの会社らしくデザインがなかなかカッコよい。
・競合比較したベルボンUTC53II(これも良くできた製品)よりいくらか安い。

実際、少し試用してみて、軽さ・堅牢さ・雲台の操作性などまず期待を裏切らないですね。これでいつでも三脚が出動できる体制になりました。

※そうそう、手元にあった旧い方の三脚は、〇タムラさんが中古買取りしてくれました。買取価格はアレでしたが、粗大ごみに出さずに引き取ってもらるだけで精神衛生上ありがたいことです。

次に、↑の写真でPENTAX K-3IIIに付いているレンズについて。
はい、HD DA*16-50mmでございます。APSC用の最新大口径標準ズームで・・・って、レンズ自体についてはペンタックス使いの皆様には説明不要ですよね。

HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW / 標準レンズ / Kマウントレンズ / レンズ / 製品 | RICOH IMAGING
RICOH IMAGING Kマウント標準レンズ/HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AWの製品情報。画面周辺部までの高解像性能と、極限まで諸収差を抑えた新世代高性能★(スター)レンズ

恥ずかしながら、初のスターレンズ入手であります。近々ちょっと気合を入れて風景撮りをしたい計画があるので、このタイミングでの購入に踏み切りました。値は張りましたが、いろいろ算段して手持ちの惜しいレンズのいくつかも下取りに出して、ようやくの購入でした。清水の舞台から紐無しバンジージャンプの心境であります。

上の写真はレンズ的には「裏側」っぽいので、逆方向「表側」からも1枚。

APSC専用レンズですが、それでも非力なわたしは常用するのをちょっと躊躇う重さです、しかしたまにある「勝負の撮影」ではこのレンズに出動してもらって、性能に見合った写真を(マグレでも良い、いやマグレしかない)何点かモノにしてみたいものです。

で、冒頭の写真、新調した三脚と新調したレンズを使って何を撮ろうとしているかというと、これがいたって原始的な実験でありまして・・・その話は次回。

撮影に使った機材:LUMIX GF10

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