日付を10日ほど遡りますが、簡単な”行ってきました”報告です。10月28,29日の2日間、「ホテル リステル新宿」で福島物産展をやっていたので足を運んできました。
地下鉄の新宿3丁目駅から徒歩数分のビジネスホテルが会場でした。
会津の「リステル猪苗代」はもともと昭和の昔からスキー宿として有名でした。その後さらに発展して今や表磐梯屈指のオールシーズン楽しめる大リゾートホテルにスケールアップしています。わたしも何度か利用したことがあって良く知っていますが、同じ会社・同じリステルブランドのホテルが東京にもあるのは今回のイベント告知が初耳でした。後で調べたらもう1箇所、静岡県に「リステル浜名湖」があるらしい。
話を新宿に戻すと「リステル新宿」はこじんまりとしたビジネスホテルです。今回のイベント開催はやはり「リステル猪苗代」を通じて福島県と縁があるということなのかな。この控えめな手弁当感がいかにも福島らしくて、わたし個人としては好感ばっちりなのですが、ものすごく便利なロケーションというわけではないので集客上はちと心配。
普段は1階のレストラン?ホール?と思しき会場での物産展の概観。
ホテルのサイズ通り、イベントのサイズもコンパクト。考えてみたらこのスケールで、通りすがりの人がたくさん入場してくるような場所で開催したら大変なことになってしまうから、これはこれで正解なのかな。
広い福島県は浜通り・中通り・会津の3地方から成りますが、コンパクトなりに全県のいろんな物産が持ち込まれていて、なかなかの力の入り方でした。
だがあい済まぬ!拙者、今回はこの後立ち寄り先があるので荷物が増やせないのじゃ。
今度旅行した時に必ず買うからね、と心の中でお詫びしつつ、同じホテル内で物産展と同時に催されているもうひとつのイベント会場へ向かいます。
買い物の予定もないくせに来場した本命の目的はこちらでした。
奥会津の郷土写真家、星賢考先生の写真展。
星先生は、長年にわたり只見線の鉄道風景写真作品を通じた奥会津のPRに力を入れておられて、只見線を撮る写真愛好家の間でその名を知らぬ者のいない超有名人です。自主製作ドキュメンタリー映画「夢幻鉄道 只見線を300日撮る男」で主役として描かれたことでも知られているそのご本人が、嬉しいことになんとこの時会場におられて!直接お話しすることができました!!
写真展そのものの様子は撮ることを控えましたが、美しい只見線風景写真にも、七十代半ばにしてますます意気盛んな星先生のご様子にも、強く感銘を受けました。
奥会津・只見線2024歳時記カレンダーは前から欲しかったのですが、この会場で星先生の手ずから販売していただいて(サイン入りで!)GETできたし、大成功の写真展見学でした。
以上、10月末のイベントに”行ってきました”の巻でした。