久しぶりの旧古河庭園です

梅雨入りするのかしないのか、どっちやねん! と移ろいがちな天候に悪態をついていたところ、珍しく週末に晴れわたった日があったので、とりあえず撮り歩きに出かけようということになりました。

たまたま同じタイミングで、旧古河庭園ではまだ見ごろのバラがかなりあるらしい、という噂を聞きつけました。コロナ禍で閉園期間が続いたりして久しく訪ねてないところなので、これは久しぶりに行ってこなければ。

さっそく訪問です。東京都北区、東京都立旧古河庭園。もとは陸奥宗光邸、後に姻戚となった古河家の所有となったのが今の名前の由来で、今回お目当ての庭園が作られたのは大正年間で、名造園師 小川治兵衛の設計だそうです。

JR上中里駅から、そこそこきつい坂道を登って徒歩数分で到着です。

庭園のシンボルとなっている美しい洋館。石積み外壁の暗色が青空に映えます。

洋館前のバラ園はさほど広いわけではないのですが、効率よく花を撮って回りたいカメラ親爺にはそれがかえって好都合。

この日、バラ園で一番元気だったのは、この紫色のバラだったと思います。寄ってみると、こういう姿かたちです。気品があります。

ここに来ると、どうしてもバラと洋館を絡めたくなります。何点か撮ってみました。


レンズをあれこれ付け替えながら、夢中で撮ります。


バラではないですがこれも。

ひとしきり洋館まわりで花を撮った後、ついでに日本庭園の方も散歩しました。さほど撮れなかったのですが、せっかく久しぶりの旧古河庭園なので、何か掲載しておきましょう。

1点選ぶなら、青モミジを狙ったこれかな。

奥の女性客数名が写ってしまって、絵を作る上では有り難くないのですが、この日の庭園の混み具合では人影がハケることは期待できなかったので、仕方なく撮ったのを覚えてます。

日本庭園の写真とは言えませんが、前日の強い雨で木の葉が落ちたベンチに差す木漏れ日を、たいそう美しく感じたので。

最後はまた洋館前に戻って。
この日は管楽器によるアンサンブルの演奏が予定されていたようで、リハーサルの音色が心地よく園内に響いておりました。

実に3年ぶりくらいでしょうか。旧古河庭園散歩の巻でした。

撮影に使用した機材:K-3III, DA15, DA20-40, SIGMA50MACRO, DA55-300

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