東京駅をQ7で撮ってみた(1)

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東京では今年の10月は青空が貴重でした。珍しく明日は晴れという天気予報が出ていたとある日、仕事で東京駅近辺に出掛けて、しかもそこで1時間ほど時間があることがわかっていたので、鞄にPENTAX Q7を忍ばせていきました。

青空の出し惜しみをせず、最初から行きます。

東京駅丸の内口、旧東京中央郵便局跡の超有名撮影スポット、ご存じ”KITTE”ビルの6階テラスから。これくらい気持ち良く晴れて光量があると、小さなQ7でも文句なくキリリと美しいスカイラインが撮れます。
台風の被害で、この時まだ長野で折り返し運転を強いられている、北陸新幹線「かがやき」の車体が小さく写っていますね。

“KITTE”ビルからはこちらのアングルも有名です。

夜景が映えることで有名な赤レンガの東京駅舎ですが、陽光の下の姿も悪くありませんね。

“KITTE”ビル自体も、低層階が昔日の重厚な面影を残す外壁意匠で建てられていて素敵です。テナントのお店がややハイソに過ぎるのが私にはいささか苦しいところですが、東京駅前じゃそれも仕方ないか(笑)。

丸の内正面からの東京駅舎。光線の加減が辛い時間帯ですがお約束のアングル。右上から入っている光は、演出、ということにしておきます(苦笑)。屋外で撮ってるとQ7の小さなモニターではフレアもゴーストもよくわからんのです。

さて、丸の内北口から構内を目指します。

北口のドーム状の天井内部の装飾は、実にファンタスティックです。

この天井の下、丸い北口コンコースの一角に、原敬首相暗殺の現場があることは割と有名ではないでしょうか。

大正時代の衝撃的事件の模様が記されているプレートの脇は、新幹線切符の自販機。みなさん事件には見向きもせず、自分の切符手配にお忙しいようです。

というわけで、東京駅丸の内口界隈の写真散歩でした。
次回は駅構内を少し彷徨ってみることにします。

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