蓼科散歩 (4)日帰り親湯温泉でまったり

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北八ヶ岳ロープウェイ、蓼科大滝、バラクライングリッシュガーデンと巡って写真を撮り歩いて遊び、ちょっと遊び疲れたので、温泉でひと風呂浴びて帰ることにしました。

さて、日帰りで楽しめる温泉は・・・とインターネットでちょっと調べてみると(スマホはこういう時に威力を発揮しますね)当地には昔ながらの共同浴場、自治体などが新設したスーパー銭湯っぽい温浴施設、各旅館・ホテルの日帰り入浴サービスなど、たくさん選択肢があるようです。

私がこの日選んだのはこちら。蓼科親湯温泉の日帰り入浴です。

ビーナスラインから少し細い一本道で谷側に降りた先の川沿いにあるこちらは、大正時代からある老舗の温泉宿ですが、リニューアルが進んでいて、少なくともホテルフロント・ロビーや大浴場のある棟は最新ピカピカの建物です。というか、あちこち膝をつきながら撮影散歩してきた汚れたジーンズにTシャツで、ふらっと入っていくには、ちょっと気おくれするくらいのゴージャスな雰囲気(笑)。

フロントのお姉さんに日帰り入浴を受付けてもらって、タオルを借りていざ温泉へ。

浴場は谷合の低層フロアにあり、露天風呂は、流れる川の音を間近に聞きながら対岸の濃い緑をゆったりと眺める趣向です。谷を渡る風が心地良し!

ところで、ここのお風呂、室内浴室がなんと畳張りでした。えっ何それ、意味わかんない、と思った方、私と一緒です(笑)。

無人になった一瞬にスマホで撮りましたが、つまりこんなんです。

滑りにくくて、柔らかく気持ちいいのですが、最初は勝手がわからず、これ、お湯がかかって大丈夫なの?と戸惑いました。大丈夫なんです。

グーグル先生に聞いたら、最近このように浴室の床を畳にするというやり方がだんだん増えてきているらしいです。転倒によるケガ防止などの効果が期待されているのでしょうかね。

ところで、カメラをフロントに預けてしまったので写真は撮れてないのですが、ホテルの広いロビーは壁面が立派な本棚で埋め尽くされていて、豪華な図書館の趣があります。近代日本文学に所縁の深い老舗旅館らしく、立派な文学全集が揃えられ、その他軽い読み物や子供向けの本まで揃っていて、ゆったり自由に読むことができます。上の方の公式サイトリンクを踏んで、是非ご覧いただきたい。

湯上りにちょっと、のつもりで読み始めて、思わず長居してしまいました。
いいなあ、ここ。

とはいえ、特急の時刻までに下界に戻らねばなりません。
名残惜しいですが、蓼科高原散歩もこれにて終了としましょう。

最後の写真は、ホテル前の川の下流方向。たぶん右に見えている屋根の下の方に露天風呂が位置しているはずです。私の方向感覚が正しければ、この川の先が、先日アップした蓼科大滝。

蓼科では撮れ高が多かったので、4回にわたる記事になりました。
最後まで見ていただいて、ありがとうございます。

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