精密キャリブレーション O-GPS1

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先日手に入れたO-GPS1の小ネタです。

手に入れて安心して、その後ちょっと放りっぱなしになってました。
梅雨空が続いていて星空撮りはノーチャンスですし、たとえ天候に恵まれたとしても、ビギナーの私がアストロトレーサー撮影に出かけるには準備と物凄い気合が必要なのですから・・・と言い訳しつつ、

今回はせめて明日のためにその1、精密キャリブレーションの稽古だけでもやってみるかと。

KPに取り付けた雄姿がこちら(例によってピント位置がいいかげんなスマホ写真)

O-GPS1に電池を入れ、KPのホットシューに取り付けて、カメラとO-GPS1のスイッチをON。でもって撮影場所を決めたら、KPのメニューから「精密キャリブレーション」を選択して、いよいよ儀式のスタート。
(リコー公式より動画を引用します)

これ、知らない人が見たら、まさにカメラ持った人が踊る謎の儀式。しばらくこの踊りを繰り返していると、天の衛星に祈りが通じて「OK」のサインが出て、儀式終了です。

場所(座標)さえ決まれば、どっち向いて撮ってもOKですが、撮影場所を移動する都度、レンズを付け替える都度、この儀式が必要です。

なお、公式サイトのこの踊りではなかなかOKがもらえないことがあるらしく、愛好家の中にはカメラをしっかり両手で持って無限マーク(∞)の形に上体ごとぶんぶん振り回すという、よりトランス度の高い別の踊りの流派もあるそうです。

私はといえば、まず自宅のベランダで「公式の踊り」を試してみましたが、うまくいきませんでした。

考えてみれば当たり前です。上空の衛星とコンタクトしなければならないので、遮蔽物の多いベランダでは無理というものでしょう。

そこで表に出て、近所の見通しの良い橋の上で再度「公式の踊り」にトライ。左振り/右振り、上振り/下振り、左捻り/右捻り、と3回繰り返したところで、天啓のように「OK」サイン点灯。やったー。

ゆうしゃは、せいみつきゃりぶれーしょんのおどりを、おぼえた!

#「捻る」動作の時にKPの電源スイッチに触って切ってしまう失敗を何回か繰り返しました。「スイッチに触らないで捻る」踊りの習得に、ほんの少し苦労したことを正直に告白しておきます。

ということで、O-GPS1を使った星撮りに半歩近づいたの巻でした。
先は長いぜ。

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