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目下、カメラ欲しい病も、レンズ欲しい病も、発症しておりません。
それどころか、カメラ業界を覆いつくさんばかりのフルサイズミラーレスシフト、高性能・高価格シフトには、少々辟易して、嫌気しております。
普通のサラリーマンとしては、つきあいきれん。私は私の好きな道をいくよ、と。
今や孤高(というか「残され島」というか)の趣のPENTAXですら、最近の新製品はDFA* DA*の高額路線か・・・と思ってたら、FA35mm F2なんていう渋い線をしらっとリニューアルしてくるあたり憎めんなあ、リコーさん。
などとブツクサ言いつつ、今年気になりそうな予感がするレンズを挙げておきましょう。
前回の記事で触れたように、星景写真が気になってきたので、明るい広角レンズに興味が湧いてきました。Kマウントで明るい広角といえば、このモンスターレンズです。
重量810gという、”軽さは正義”のAPSC使いとしては許しがたい重さですが、比類ないF1.8通しの明るさに加え、開放からズーム全域で破綻の無い描写力はまさにモンスター級らしいです。
ちょっと前なら全く見向きもしなかったでしょうが、星空とか夜景とか特定の用途で使うならありかも。というか、重さにさえ耐えられれば、これを付けて街角スナップとか意外に幸せかも・・・。
という思いが脳裏をかすめたので、念のため今日ビッ〇カメラさんの店頭で触ってきました。
やっぱし重いわ。こんなん下げて歩けるかボケ!
ということで、注目しつつ「欲しいレンズリスト」にはまだ載せない(笑)
それよりも、自分的には次にレンズを買うことがあるとすれば、たぶん真っ先にこいつだよな、と思ってました。
PENTAX FA31mm F1.8 AL Limited
孤高のPENTAX使いとしては、いろんな意味で、これは買っとかきゃいけないレンズだろう、と。魔が差さなければ、たぶん俺はそうする。だから、しっかりお金を貯めよう、と思ってました。今年の正月くらいまでは。
で、現在、ひょっとすると魔が差すかもしれないな、と(笑)。魔が差して他に浮気するとすれば、この2つのうちどっちか。
SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM
(画像ちっさ!)
たぶんSIGMA 30mm F1.4はアートレンズとは言うものの、FA31リミの比較対象としては力不足。でもお値段半額以下。余ったお金で撮影旅行に2回行ける。
SIGMA 35mm F1.4 は、正真正銘、誉れ高いシグマのアートレンズ。FA31リミ崇拝なんて、所詮旧時代への郷愁で嵩上げされた虚像だ、という捨て台詞でシグマへ走る悪行を、ちょっとやってみたい気も(笑)。
これ以外には、中望遠のDA*55mm F1.4にも惹かれるのですが、トライアルで借りて試し撮りしてみて、
「すごく良いけど、これで手元にあるDA50mm F1.8と段違いに良い写真をガシガシ量産する腕は、俺には無いな」と身に染みたので、当面自重という感じです。
同じ理屈で、DA50mm F1.8 を DA35mm F2.4 に置き換えると、上にあげたFAリミもSIGMAの2つのレンズも自重、という結論になっちゃってつまらないですけど、ね(苦笑)。
長々と与太話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
今年気になりそうなレンズ、の巻でした。