冬空の下 モノクローム

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今年一番の寒さではないかと思われた、凍える曇り空のとある日。

一歩家の外に出た瞬間後悔するような冷え込みでしたが、この寒さの中でモノクロの絵を撮ると、なんとなく面白いのではないか、という予感がして、公園にGO!

ありふれた公園ですが、これは寒いかな、と思う風景を何枚かRAWで撮って、いつもやるように、Lightroomで「ハードモノクローム」風の現像をしてみました。

この写真は、私はかなり寒々しさが伝わる、と感じるのですが、いかがでしょう。

モノクロなので、いつもは舌打ちする、のっぺりした白い曇り空も気になりません。むしろ気の滅入る冬空の雰囲気はカラーよりも伝わるかも。

球技グランドの金網越しの児童遊具。

おや、ガランとして寂しげではあるけれども、上の桜の木の写真ほどには「寒く」は無い風景かもしれません。なんでかな。

中途半端な時間帯で、くそ寒いせいもあって、今日はいつも遊んでいる子供たちの姿がありません。ゴールネットも、風に揺れるでもなく手持ち無沙汰。

実は、本命はこっちのバスケットゴールだったのです。無機質な金属の板をモノクロで撮れば、それはそれは冷えた感じがするだろう、と思ったのですが。どうもあまり「寒い」感じには写って無いかなあ・・・。金網越しの写真よりさらにダメかも。

一番上の桜の木は「寒さに耐えてる」感じがするけど、順番に下にいくほど寒さの伝わらない写真になってしまいました。少なくとも私はそう感じる。どうしてなのかなあ。

今は答えがありませんが、写真で「寒さ」を伝えるのに必要な要素が何なのか、よく考えてみないといけないようですね。

面白いかな、と思って出かけて撮ってみて、個人的にはまあまあ面白かったです。
小ネタでお目汚し、失礼しました。

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