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新宿御苑は入場料200円で楽しめる、水と緑豊かな都心の癒しスポット。広大な庭園では四季折々の写真散歩がゆっくりと楽しめるので、この季節でも、カメラを抱えた老若男女がそこらじゅうをうろうろしています。
冬の庭園散歩もオツなものですが、ご存じの通り、大木戸門近くにかなり大きな温室が構えられていて、厳寒期でも熱帯の植物を楽しむことができます。
冬がれた屋外からむっとする湿気につつまれた温室に入ってみると、咲き乱れておりました。草花の名前に疎い私でもわかる、色とりどりのランの仲間。
思わず気持ちが上ずって、夢中で接写しまくってしまいました。狂ランのマクロざんまいであります。
ちょっとなんだかわからない絵になってしまいましたが、接写だとそういうのもアリかな、という気になります。
花が立体的なので、薄いピントをどこに合わせれば綺麗なのか、今一つ掴めません。これだとどうだろう、とか、試行錯誤です。
距離感もどういうのがベターなのかな。花の形がわかるように撮るなら、こうかな。
カトレアだそうです(教えてくれた人、ありがとう)。コントラストが鮮やか。
花をひとしきり撮ったあと、ふと思いついてサボテンにぐっと寄ってみたり、
大きく広がった熱帯植物の葉を覗き込んでみたり。花じゃなくてもマクロレンズで寄って撮るのは面白いですね。
最後は接写じゃない一枚を池の真上から。
KマウントのTAMRON 90mmはマクロ撮影だけでなく望遠レンズとして使っても感じの良い写りをしてくれると思います。既に随分旧型になりましたが、私にとっては貴重な切り札レンズのひとつです。
新宿御苑の温室で存分にマクロ遊びをした週末でした。