沖縄編もこれで一応最終回。これまで掲載し損ねた「あまり・おまけ」の写真を少しだけ紹介しておきます。
あまり写真その1。まずはこの絶景。
宮城島の「果報バンタ」と呼ばれる景勝地です。製塩工場の見学のついでに沖縄本島屈指の美しい海の絶景が眺められるところがあると聞いて行ってきました。
ぬちまーす観光製塩ファクトリーを興味深く見学してお土産品も楽しく選んだ後、敷地内のお目当ての場所に向かって上記のような写真を何点か撮りました。曇天ですがかろうじて海の青さは感じられるし、こんな光線の下でもPLフィルターのおかげで水面下の様子も見てとれて綺麗です。漂着している軽石が砂浜に波模様を描いているのも面白いし。
しかし、ここはやっぱり強い順光の下で広がる青空と共に撮るべき場所だなあ。この時はいかんせん天気が悪すぎました。この1枚を撮った直後、大粒の雨が落ち始めてあわてて走って避難する羽目になりましたが、コンディションの良い季節・日時になんとか再訪したいものです。
いや、防滴のLUMIX G99とLeica DG12-60mmを持ってたのだから、逆にあそこで粘って驟雨に濡れそぼる果報バンタを撮った方がオリジナリティがあったかも。ついでに自分も冬場に濡れそぼって酷いことになったかもしれんけど。
あまり写真その2。
野球場の照明塔の辺りから、海をバックに虹が立ち上がっています。
そこそこ長い人生でいろんな時と場所で虹を見てきましたが、これほど強烈な色を発する虹を見たのは初めてです。
色もそうですが、見晴らしの良い場所で海がバックなので、巨大な虹が180度全景で見えるというのもレアな体験でした。残念ながら手持ちのレンズでは全景を1枚画面に収められませんでしたが、上の写真の「反対側」までこう見えてました。
良く見ると虹が二重になっていますね。これ、滞在したホテルの窓から見えている景色なんですが、なんとも眼福なことでした。
あまり写真その3。浦添・港川の旧外人住宅(米軍属とその家族用の住宅の再利用)の人気ショップ群。(リンク先は不動産屋さんのページです。マップと各店へのリンクが便利)
上の写真は中でも有名な食器店の前で、いい感じで通り過ぎてくれた女性の姿を借りて雰囲気を出そうとした1枚です。
そのご近所、これまた人気のお菓子屋さん。
など、お洒落なショップがたくさんあって、各店の佇まいがなかなかフォトジェニックということで訪れて、小雨の中しょぼしょぼと撮って回ったのですが、
「あまり写真」の締めくくりは、その途中で撮ったこちら。
どんなに魅力あるお店でも、被写体としての生き物の力には、ましてや猫にはかないません。
回数を重ねた沖縄編も、この猫さんと目が合った1枚をもって終了です。
この写真を撮っていた頃はまだ大丈夫だったのですが、いま沖縄はコロナで大変なことになっていますね。なんとか事態が好転していくことを祈っています。
ではまた。