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10月も下旬となり、次の週末あたり天気が悪くなければ、秋バラを撮りに出掛けようか。久しぶりにオールドレンズで撮るのも悪くないかな・・・。
などと薄らぼんやり考えながら、タクマ―レンズを仕舞ったドライボックスをなんの気なしに眺めていたら、急に閃いてしまいました。
「うちにいるタクマ―三兄弟では、マクロ撮影ができないじゃないか!」
大事な時には何も閃かないくせに、こういう時だけやってくる、まったくもって余分なヒラメキです。実に愚かです。
はい、そこからタクマ―ブランドのマクロレンズを調べて中古の出物を漁り、ヤフオクでsmc macro-Takumar 50mm F4をウン千円で落札するまでは、ものの数日。こういう時の俊敏性は、我ながら呆れる。
手元にやってきたレンズをアダプター経由でPENTAX K-70に装着したお姿がこちらになります。
スマホでいい加減に撮った写真ですが、どうです、この「純正」感(笑)。
今のところ、私が手を出すオールドレンズは、M42マウントのタクマ―のみ、と決めています。2016年製のデジタルPENTAX K-70ボディに、50年前の銀塩時代の旭光学製PENTAXブランドのタクマ―レンズを付けて、半世紀越しのPENTAX「純正」写真を楽しむ、という、自己満足120%のお遊びです。
今回の衝動買いで、4本のタクマ―が揃いました。
Super Takumar 28mm F3.5
Auto Takumar 55mm F1.4
smc Takumar 135mm F2.5
これに今回、
smc macro-Takumar 50mm F4 が加わりました。
23cmまで寄れる1/2マクロレンズを入手して、これでたいてい撮れないものは無い、撮影者の技量を除けば万全、という体制になりました。
さて、どこに何を撮りに行きましょうか。