3月以来、半年ぶりに川越に用事が出来て行ってきました。
用事を済ませたら小江戸・川越で楽しく写真散歩できるかと楽しみだったのですが、あいにくの雨。
せっかくカバンの隅に入れて持参したFUJIFILM XF10でしたが、これは仕方あるまいということで戦線を縮小。雨を避けられる店先などで少しだけ撮って帰ってくることになりました。
中でも気に入ったのが、雨宿り兼休憩で立ち寄った古い洋館を改築したと思しき喫茶室。まず2階の窓からの眺めが良し。
そして窓際のアンティークなインテリアが良し。
さらに、落ち着いた店内のノスタルジックな風情が良し。
雰囲気だけでなく、やや酸味のある上等なコーヒーの味も良し。
とはいえ、外はずっと、撮り歩きにはちと厳しいこんな空模様でした。
喫茶室だけで満足しても良かったのですが、もう1軒、何気なく立ち寄ったトルコ雑貨店が面白かった。
このお店、アクセサリーとかラグとかのいわゆる雑貨品も扱っていますが、何よりものすごい数のトルコランプを扱っていて、圧倒されます。
暗めの店内で灯されたランプの写真も撮らせてもらったのですが、手振れが酷くて大失敗。紹介できるような写真ではないのですがイメージ画像ということで恥を忍んで・・・
”イメージ画像”は壁際の陳列棚ですが、このほか天井からの吊り下げ、スパイラルな変形ディスプレイでのプレゼンテーションなど、店内狭しとあらゆる色・サイズ・デザインのランプが飾られています。
トルコランプは最近だいぶ人気が出ているようで、各地でお店を目にするようになりましたが、これだけの品揃えはなかなか他では見かけません。たくさんいるトルコ人と思しき店員さんに伺ったところ、これらのランプの多くは輸入ではなく近くの工房で制作しているのだそうです。トルコランプのノックダウン生産です。
だから店先にはこんなものがゴロゴロと。
製品仕掛なのか、試作品なのか不良品なのか、わたしにはわかりませんが、工房からあふれたものがここに並べられているということのようです。
トルコ人らしき人が大勢はたらいている様子に見えましたが、作る人・売る人あわせて結構な事業規模でやっておられるのではないでしょうか。詳しい人の界隈では有名なお店なのではないかと思われます。
というわけで、雨で動きを封じられた川越訪問でしたが、コンデジ片手に意外に楽しく過ごすことができました。
現場からは以上です。
