四十二景 玉川堤の花

歌川広重「名所江戸百景」の四十二景は 玉川堤の花。元の絵はこちらです。

水路(玉川上水)に沿って綺麗な桜の並木が並んでいるこの場所は、今の国道20号線・新宿駅南口近辺・・・現在の風景は往事とはすっかり変わってこんな感じです。

残念ながら玉川上水も桜の花咲く堤もここには現存しません。写真右奥の木立は新宿御苑の北西端ですが残念ながら御苑内にたくさん咲く桜もここからは望めないようです。トンネルと側道のカーブがかすかに川筋の面影をとどめているとギリ言えなくもない・・・かな。

せっかく花の季節を選んでここまで足を運んで来たのに、桜の1本も撮らずには帰れないということで、この後新宿御苑に寄り道して、花盛りの桜を撮り歩いてきました。

この日はとにかく桜が満開、その桜を愛でたい花見客も大入り。

文字通り世界各国からの花見客が集まっています。この日は聞いたことのない言葉をいっぱい聞いたし、いろんな肌の色の人のスマホで写真を撮ってあげました。

花見客で賑わうひときわ大きな樹に、広角レンズで寄ってみました。

たしかに「ど満開」で遠目には綺麗なのですが、開花した後に何日か冷たい雨に打たれた後なので、近くに寄ると花がけっこうダメージを受けているのがわかります。頑張って咲き続けて偉い!

というわけで、どちらかというとこの日の桜は遠景で綺麗に撮ってあげる方が良いかな、と。

ソメイヨシノに負けじと美しく咲く静かに咲く枝垂れ。

この日、最も綺麗に撮れた一輪。

あまりに桜を撮り続けたので、最後には疲れて桜以外の花が撮りたくなりました。

で、この可愛らしい黄色い花はなんていう花なのか、例によって知りません。

だらだら縦に長い記事になってしまってごめんなさい。最後まで見ていただいてありがとうございます。

今回の”百景”撮影地

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