Institute of Science Tokyo 初訪問

なんだそれと思った人、私と同じくらい時代に遅れてます(笑)。Institute of Science Tokyo は東京科学大学の英語名。昨年10月に東京工業大学と東京医科歯科大学が合併してできた新しい大学です。

品川区の洗足池公園あたりに写真散歩に行く算段をしながら付近の地図を眺めていて、そうか、大岡山にはもう「東工大」は無いんだと気が付きました。そういえば若いころから知り合いは何人か居たし、大岡山を電車で通り過ぎたことは何度となくあるけれども大学のキャンパスには行ったことがありません。洗足池のついでにちょっと寄って見るか、という気になりました。

さっそくやってきた、東急線大岡山駅前。

駅前前広場がもう科学大のキャンパス正門と向い合せなんですね。いきなり目を引く奇を衒った、もとい印象的な意匠の建物は「百年記念館」だそうです。

キャンパスは東急の大井町線/目黒線の両側に跨って広がっているようです。

上の写真、線路の両側とも東工大、もとい東京科学大の敷地です。

おお、いかにも科学の最先端ぽいシャープなスカイライン。南側の外壁には太陽光発電パネルがびっしりと並べられています。

週末なので人影は疎らですが、周りを城南の高級住宅街に囲まれているせいか、やたら犬の散歩をしている人とすれ違います(笑)。

あと、おいそれと写真を撮るわけにいかないのですが、少ない人影の内訳として女子学生が多いことに驚きました。たまたまなのかもしれませんが、昔の東工大の「男の学校」というイメージは少し様子が変わってきているのかも。

それはさておき、建物も看板表示もなんか「科学」ぽくて良い。

大岡「山」というくらいなので、広いキャンパスはけっこう起伏に富んでいて散歩は良い運動になります。

これが「本館」だそうです。華美を排して質実剛健という(私の勝手な)大学のイメージ通り。

記事が長くなっちゃってごめんなさい。
最後に、変化になかなか追いつけないのは私の脳内だけではなかった証拠を1枚。

このようにちらほらと、まだ「東工大」は残っているのでした。たくさんのことを一斉に変えるのは大変だから、後回しになるところもあるよね、うんうん。日本の科学アカデミアの最先端にも人間臭いところがあって妙に安心した写真散歩でした。

次回、ここから徒歩数分の洗足池に向かいます。

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