秘密兵器になるか、一脚

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夕景の写真をきれいに撮ってみたいのです。絞って被写界深度を深くした上で、シャッター速度を落として、パンフォーカスでブレずに撮ってみたいのです。 でも三脚立てて被写体をじっくり狙う、という撮影スタイルは、街歩き主体の自分には難しいなあ、と。三脚組み立てて場所を取るだけで気後れと気疲れで爆死しそう。それに、ほぼ電車と徒歩移動を主体とする私には、トラベル三脚といえど少々重いし。

そこで、秘密兵器としてこの子を購入してみました。
Manfrotto 一脚 COMPACT Advanced アルミ 5段

そう、一脚です。 三脚と比べれば組み立て・撮影にかかる手間は圧倒的に短いし、手軽だし、場所を占有しないし、なにより小さくて軽くて機動性抜群。それでいて手振れ防止効果はかなり期待できる、と聞きました(ほんとかな?)

一脚を垂直に立てて直接カメラを固定して使うよりも、ナナメに傾けて両足と一脚で三脚を作るイメージで使うが吉、という教えを某所でいただきましたので、ナナメで使えるように雲台も必要です。 取り付けたカメラを左右に振る必要性が薄く、上下にさえ動けば良いので、自由雲台ではなくベーシックなこいつを組み合わせました。
Manfrotto 2WAY雲台 クイックリリースティルトトップ アルミニウム製 234RC

一脚と雲台、あわせて数千円の買い物になりましたが、これでブレブレ失敗作が少しでも減るなら私としては惜しくありません。

で、入院明けのK-70で、マンフロットコンビの一脚+雲台で試しに撮ってみた写真がこちら。

F1.8/55mm のオールドレンズで、F16,ISO200,SS1/4秒一脚を使って撮った写真の一部を拡大して切り出し。 同じ場所・同じ設定で手持ちで撮ってみると、こう。 いや、どっちも下手すぎるやろ、というツッコミは無しでお願いします。あくまで「当社比」ですが(笑)、一脚を使うとブレが少し緩和できているのが判ります。(ちなみに、どちらもカメラの手振れ補正はオンです)

これなら、もう少し練習を積めば、そこそこ期待して良いんじゃないかな。落ち着いて撮りさえすれば(これが実は難しい)。

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