GX7mk2デビュー 神保町古書店街

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私としては、GX7mk2はファインダーを標準装備しているのが魅力のひとつだったのですが、北の丸公園でしばらく撮り歩いているうちに、この大きさのファインダーでは確実にフラストレーションが溜まって、疲れてくる、ということがわかりました。

少しいじってみるだけなら(購入前、店頭で触ってそうだったように)特に問題があるとは気がつかないかもしれませんが、この小さなEVFファインダーに構図、ピント、露出(ボケ)を全面的に頼るのは厳しいものがあります。あくまで補助的についていると割り切って考えるべきだったですね。

公園を出て、神田・神保町界隈を散歩する頃には、すっかり宗旨替えして、背面モニター見ながら撮るおじさんになってました。既に使っているカメラで言えば、K-70的な撮り方ではなく、Q7的な撮り方をする、ということですね。

神保町古書店街の一角。

世界に冠たる神保町古書店街。書籍・出版物業界は電子書籍との闘いが続き、けしてご商売が楽ではないと拝察しますが、老舗はまだまだご健在でほっとします。

さまざまな専門分野に尖った店がたくさん集まっているのが、神保町の奥深いところでしょうか。

この日は平日でしたが、午前からそこそこに人出があって、古書支持層の底堅さを感じます。でも、これくらいでは全然足りないのかなあ・・・。

古書店街、がんばれ。

さて、極私的なイメージですが、神田・神保町というと、地下鉄出口から岩波ホール(岩波ビル)に続く階段という絵面が、真っ先に思い浮かびます。

岩波ホールの出し物(映画など)を告知する右手の看板をみながら登る、この石壁の階段こそ、上京して初めて訪れた時以来変わらない、私にとっての神保町のイメージ。

GX7mk2デビューの感想。まあこんなもんでしょうか。
ISO3200でも、大きく拡大して鑑賞するのでなければまずまず実用に足る画質を維持してくれるようなので、良かったです。

広角寄りの標準ズームしか持ってないので、今のところは腰だめでモニター見ながら、絞って専らスナップシューター的に使う、という感じかな。だんだんに慣れていければと思います。

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