裏磐梯に避暑にやってきました。2年ぶりの滞在ですが勝手知ったるいつもの宿でゆったり寛いで、束の間の高原気分を満喫です。
これも当地に滞在するとほぼルーティンになっている行動ですが、冷涼な朝の空気を楽しみたくて、早朝の写真散歩。
朝靄の中、ぶらぶらといつもの曽原(そはら)湖畔へ向かいます。気温はたぶん20度前後で、Tシャツ1枚だと下手するとちょっと寒いくらい。
湖畔のキャンプ場。湖の水面にも靄が消え残っていて、なかなか良い眺めです。
ここを歩くたびに撮ってる恒例の構図の1枚。
仕上がった写真を見ると、ああまたこれか、という毎度おなじみの1枚になってしまうのですが、撮ってる最中はマンネリ感皆無でワクワクしているのが不思議です。
そろそろ朝靄タイムが終了のようです。周辺のキャンプ場やペンションでもだんだん人が動き出す気配がしてきました。
だんだん陽も昇ってきました。曽原湖畔から3~4分歩いて、「サイトステーション森の駅」前からの磐梯山の眺め。裏磐梯の荒々しい山容に朝陽が差してある種神々しい美しさ。
雲ひとつない快晴、というのはありそうでなかなか無いので、ラッキーだったかも。
まだ朝靄が残っていた森で、逆光の光芒が綺麗に撮れたというだけの、変な構図の1枚。
森の入口で整備された木道に差す陽光が印象的でした。
湖沼の点在するこのあたりの森の中を歩くのは大きな愉しみなのですが、今年の夏はツキノワグマが頻繁に目撃されているそうで、不用意に分け入るのは危険です。写真はいずれも表通りから「分け入らない」ごく浅いところで撮り歩きました。安全第一でいきましょう。
さて、この1時間の散歩だけで、避暑旅行の醍醐味の大半は味わえてしまいました。
あとは宿のまわりで適当に昼間の暑さをやり過ごしながら、晩御飯の山の幸を楽しみにしてダラダラ過ごす、というのでも十分なのですが、さてどんな時間の使い方をしましょうか。