ゆったりまったり箱根周遊の夏休み写真も今回で最後。
宮ノ下の温泉街で撮ったスナップなど、まだ残っている写真を何点かご紹介しておきましょう。
街の中心はやはり富士屋ホテルということになりますかね。数年前に改装されてから、宿泊せずに食事や買い物でちょっと立ち寄るのに敷居が高くなっちゃった気がして、今回もつい足が向かず遠景で。ただ、ホテル直営のお店「PICOT」が通り沿いにできて、ホテルオリジナルのパン・ケーキ・食品などは立ち寄って買い求め易くなりました。実はこっそり「富士屋ホテルのカレー」を買ったわたし(笑)。
旧くからのお店が軒を連ねてレトロな味わいを醸し出す宮ノ下の温泉街。
例えばこの写真館。古き良き写真館の風情が素敵ですが、軒先に並ぶ見本写真には、現役芸能人やスポーツ選手の姿もいっぱいで、見かけよりずっと商売っ気満々のご様子。それもまた良き哉良き哉。
缶入り鉱泉煎餅の商品見本が並ぶお店。この日は閉まっていましたが、たまたまだと思いたい。
古道具・骨董品屋さん。店の前の道路の映り込み・反射が盛大ですが、これもまた宮ノ下らしくて良し。
箱根登山鉄道の駅に向かうには、国道1号線沿いの温泉街からこの坂道を登りきる必要があります。正面奥の三角屋根の建物が宮ノ下駅。
坂の途中にあるカフェ。お店の雰囲気も眺めもいい感じで、ちょっとひと休みしたくなるのを時間の制約で我慢するのがたいへんでした。
そのお店の郵便受け。たぶん実働設備でなく飾りですが、店のコンセプトがにじみ出ていて素敵だなと感じました。
というわけで、「宮ノ下ノスタルジック」プッシュ中の温泉街ちょっとだけ散歩でした。
さて、箱根周遊写真の最後は、ここまでの話とは関係ないこの1枚の写真。大平台踏切に向かって辺りを散歩した時に見つけた湧き水らしき水源。「仙元の泉」と言うのだそうです。ひと口いただきましたが、冷たくて美味しかった! こういう発見があるのもクルマを降りてフォト散歩する醍醐味ですね。
・・・とカッコよく締めようと思ったら、帰京してから調べたところ、この泉は現在は湧き水ではなく、水道水が使われているそうです。あらら。
ということで最後は締まりませんでしたが、数回にわたって見ていただき、ありがとうございました。2022年夏、ゆったり箱根避暑の巻は以上です。
使用した機材:LUMIX G99, Leica DG12-60mm