小さな悩み 3:2 vs 4:3

どうでもよい小ネタです。その上、以下の記事はPCモニターで見ていただかないと多分伝わりません。スマホやタブレットの方は今回はご免なさい。

ともかくも、わたしの悩みの種のひとつ。

このブログの写真を撮るのに、異なる4つのカメラを使っています。センサーサイズとアスペクト比が次のように違い、それぞれに特徴があって使い分けています。

1) PENTAX K-3III:APSC 3:2
2) LUMIX G99:マイクロフォーサーズ 4:3
3) FUJIFILM XF10:APSC 3:2
4) PENTAX Q7:1/1.7型 4:3

スマホの小さな画面で見ていただく分には問題は顕在化しないのですが、PCモニターで見ていただく読者の皆様に向けて、アスペクト比の違う写真をどんな大きさで表示するのが正解なのでしょうか。

このブログのカラム幅は、何回かの変更を経て現在は左右の余白を除いて正味で860pxです。常に写真の横幅をこのカラム幅いっぱいになるように表示する、という方針で行くとこうなります。

3:2写真の掲載サイズは860 x 573

4:3写真の掲載サイズは860 x 645

この場合、横幅を同じにしているので、当然4:3写真の方がタテ高が大きく表示されることになります。

そして、わたしの自問自答は次のように始まります

(1) タテ645pxというのは、小さなPCモニターのブラウザ画面(例えばわたしが仕事で使うモバイルノート。1920X1080 サイズで150%拡大表示がデフォルト)では表示しきれなくて写真の上下が見切れてしまうが、それで良いのか?
(2) 本来センサーサイズの大きいAPSCの3:2写真の方が、小さいマイクロフォーサーズの4:3写真よりも見かけ小さい写真になってしまって良いのか?

直ちに脳内ではこれに対する反論も起きます。

(1) 読者はスクロールすることもズームアウトすることもできるのだから、どのサイズで写真を鑑賞するかは読者に委ねるべきでライター側で気にする必要はない。縦位置の写真も載せることを考えると、ブラウザ画面で上下の見切れをことさら問題視するのは不合理。
(2)センサーサイズに合わせて掲載画像の大きさが変わるべきというアイディア自体がナンセンス。Q7で撮った写真をわざわざ小さくしたりしないだろう?

これまでも幾度か試行錯誤してきましたし、今回もう一度空回りも含めてぐるぐると考えた挙句、少し前から3:2写真は上の例のまま860 x 573、4:3写真は一回り小さくして800 x 600で掲載してみています。「3:2でも4:3でもほぼ同じ大きさで表示して、かつ小さめのPCモニター画面でもユーザーがそれぞれ微調整してもらえばなんとか上下が見切れない」ためにはこのくらいが塩梅良かろうと。縦位置画像は上下の見切れを諦めて同サイズで掲載します。

上の4:3写真は800 x 600だとこんなサイズ。

こういう決着で良かったのだろうか・・・。

良かったと割り切るとして、では過去記事はどうするか? 遡って再調整して揃えるのはいかにも面倒だし、できる範囲で、うーん・・・ごにょごにょ。

途中で、いっそ全ての写真を3:2にあわせてクロップして撮ることにしようか?という過激なアイディアも浮かんだのですが、それはまた別の、もっとややこしい悩みに陥りそうだからダメ! ストップ!

どうでも良い小さなことなのですが、拙いブログ運営でも悩みが尽きません。

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