何を見たいとか何を触りたいとかいうアレは特に無かったのですが、いちおう今年も見物してきたぞという、アリバイ工作のような記事です。CP+ 2024が開幕した金曜日の午後、仕事を早く切り上げて冷たい小雨の降る中でパシフィコ横浜に行ってきました。仕事帰りなので大きなカメラは持てず、こういう時の出番はFUJIFILM XF10です。
トップページ用のサムネイルに使った写真は、出展社の中で一番わたしに縁遠いのではないかというCanonさんの巨大ブースです。モデルさんのリボンを使った演舞を、さあ動態AFバッチリのEOSでみなさんどうぞお撮りくださいの図。
わたしはコンデジXF10で遠くから遠慮がちに撮りましたが、野次馬写真っぽいちょっと面白い感じになりました。
Canon、SONYの両巨大ブースのほかに、わがLUMIX(Panasonic)ブースでもモデル撮影のデモンストレーションをやってました。Color of LUMIXということで、リアルタイムLUTなど色再現の楽しさをアピールということのようです。
動態AFで勝負を挑まず賢明ではあります(笑)。
LUMIXはLマウントのレンズをズラリと並べて、ほらレンズのラインアップも結構充実してきたでしょ、と訴求してますが、ちゃっかりSIGMAのレンズも並んでいるのにツッコミ入れるのは野暮でしょうか。
ライカのレンズが並んでないのはなぜ、とツッコミ入れるのはもっと野暮でしょうか。奥の方にMFTのレンズも並べてくれてますが、こっちにオリンパスもといOM SYSTEMSのレンズが並んでないのは(以下自粛)
件のSIGMAはLUMIXの隣。落ち着いたシックなデザインのブースでは、各マウントのレンズやfpのタッチアンドトライのほか開架陳列で写真集コレクションをで大々的に公開していました。クッションソファを配置してどうぞ写真集を眺めながらゆっくり寛いで、という構えです。
意図はわかるけど、会場内の喧噪からは逃れようがないので、そんなに寛いでもいられず(苦笑)。
そして実は今回の場内で個人的に一番盛り上がったのがこれ。
けっこう巨大なプラレールの展示があり、わたしだけでなくいろんな人が入れ替わり立ち代わり吸い寄せられて、ついカメラを構えてしまっています。
壮観のプラレールタワーを前に、手振れが生んだ偶然の流し撮り成功がこちら(笑)。
インプレスのブースでは飯田ともき先生のサイン会があるそうですが、残念ながらこの日ではなかった。
そうそう、この写真を撮っていたら、ちょうどブースに赤城耕一先生が立ち寄って話をされていて、密かにファンなのでミーハー的に嬉しいニアミスでした。「アカギカメラ」のサイン会もあるみたいですね。
平日午後で雨で、というコンディションでしたが、場内は結構な混雑ぶりで熱気がありました。この業界も少し上向きなのかな?(開催初日なので出展関係者と招待客がやたら多かったのでその分いくらか水増しされて感じたかもしれません)
ともあれ年に一度のカメラと写真のお祭りなので、何をするというわけでもないのですが来るとそれなりにテンションが上がりますね。このCP+からわがPENTAXが撤退してしまったのに一抹の寂しさは感じつつ・・・。
といいわけでつまみ食い程度に見て回って退散してきました。以上で今年もアリバイ成立。