京急沿線散歩 富岡

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京急富岡駅から10分くらい歩くでしょうかね、富岡八幡宮の参道に咲く色とりどりのあじさい。

今回の京急沿線散歩は京急富岡駅です。
京急はこのあたりから駅間距離がだんだん長くなってきます。さらに、奥の方にトンネルが見えますが、本格的に三浦半島の丘陵地帯に入ってきたので、トンネルも増えてきます。というわけで、杉田駅からかなりの距離を走ってトンネル抜けて、京急富岡に到着です。

現在は普通列車のみが止まる駅ですが、ホームは2面3線で、上り列車が退避して通過列車を先に通せる造りです。高架駅から両サイドに降りる階段があり、商店街に出てきます。

こじんまりした商店街の中で、店頭をすごく綺麗にされていて妙に気になる和菓子屋さんがあって、立ち寄りはしなかったのですが、思わず1枚撮らせてもらいました。言っちゃうと身もふたもないけど、これ伏線ね(笑)。

こじんまりした商店街を抜けると、すぐに幹線道路につきあたります。首都圏の大動脈国道16号線ですが、16号もこのへんまで来ると片側1車線の慎ましい姿ですね。

今回のお目当ては冒頭に掲載した富岡八幡宮。私が初詣などで長年にわたってお参りしている、東京深川の富岡八幡宮と同じ名前の神社ですが、実はこちらが本社で、深川は分社。これはやはり本社にご挨拶しておかなければならんでしょう。

八幡様に向かう途中、使われなくなったバスターミナルがあって、なんとも寂しい感じを醸し出していたので気になって1枚。ちょっと雰囲気出して現像してみます。

右に見えているバス停の名前は「富岡バスターミナル」で、全く使われていないわけでもないらしく、時刻表を見ると1日数本のバス運行はされているようでした。この地で、いったいどんな交通盛衰があったのでしょう。

さて、見えてきました、この小山が八幡様です。あたり一帯は公園で、緑豊かな風致地区になっているようです。

冒頭のあじさい咲く参道の階段を登り切ると、こちらが「波除八幡」こと富岡八幡宮様。

昔、津波の時に八幡山が盾となってあたりを守ってくれた(すごい!)ことからこの別名があるのだそうです。

奉納絵馬にも「波除八幡宮」の文字が見えますね。

ということで、京急富岡界隈散歩、波除八幡宮に来たぞ、の巻でした。

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