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仕事で神戸に行く用件があったので、前後の日程でPENTAX Q7で写真を撮り歩いてきました。
私にとっては、この街は中学・高校を卒業したホームタウンなのですが、最近ご無沙汰していて、久しぶりの訪問でした。
初日は日没少し前に神戸に到着して、ホテルで荷物を解く間も惜しんでタクシーに飛び乗り、
「諏訪山公園のビーナスブリッジまでお願いします」
地元の人の間では超有名な、夜景の名所に向かいました。
まずはこちら。東側大阪湾方面を望む写真。
ほとんど生まれて初めての一眼夜景写真でしたが、難しい！
たくさんシャッターを切った中で、実はこれが一番「ピントが合った」１枚でした。
Q7を展望台の手すりの上でしっかり抱えて撮ったので「手振れ」はそこそこ防げてると思うのですが、ピント合わせがピリッとせずなんとも。小さなQ7のモニターでのピント合わせはいつも苦労しますが、暗い中では殊更きびしかった。
もう１点は少し西側に振った写真。ピントが甘いですが、180度展望ビューの楽しめるビーナスブリッジの魅力が少しでも伝えられてると、うれしいです。
ピントだけでなく、画質も厳しかった。
Qマウントで一番明るいレンズをつけた上で、露出はPモードでカメラ任せにしたところ、F1.9 SS1/40 ISO3200。そのまま撮りましたが、開放絞りなのでピントは合わせにくいし、Q7でのISO3200は、画質がかなり犠牲になってます。
ピント、手振れ、画質の兼ね合いを、露出設定するときに良く考えないと、夜景の上達は難しそうです。
と、いろいろ反省事項はありますが、Q7は頑張ってくれて、遠く大阪湾の対岸や淡路島（だと思う）の明かりまで写し込めました。
昼も良いですが、やはりここは夜景が格別。
平日の午後7時半、展望台には私の他にも、カップル、会社帰りの数名連れなど10名あまりの夜景見物客がいました。
ダウンタウン中心の三宮界隈から再度山（ふたたびさん）中腹までタクシーなら10分。諏訪山公園下のバス停から遊歩道を歩いて登ることもできますが、15〜20分ほどの急坂登山の覚悟が必要です。
帰りは、所どころ暗がりになるスリリングな道を歩いてバス通りまで下りましたが、途中何組か、息を弾ませて登ってくる元気なグループとすれ違いました。若いな、頑張れ！
さて、翌日の夕方は、山側ではなく海側の定番スポット、ハーバーランドに出没しました。
日没後30分以上過ぎたタイミングで、夜景リベンジ。
ピンぼけと手ブレを厳戒しつつの１枚でした。
これより少しだけ早い、マジックアワーにはこんな感じ。
Q7でも、それなりに素敵な色合いが出せますね。
完全に暗くなるまでもう少し粘れば、もっと灯かりを強調した「ゴージャスな夜景」が狙えたかもしれませんが、SSを落とすための三脚もレリーズも用意してませんでしたので、このくらいがいい塩梅だったのではないかな。
と、自分を納得させつつ、帰路につきました。帰り際にハーバーランドの観覧車を狙って１枚。
というわけで、神戸遠征、山＆海からの夜景撮影挑戦の巻でした。
この他にも、ホームタウン神戸で気分が少しハイになったので、たくさん写真を撮ってきてしまいました。
少しづつ分けて記事にしていきますね。
