横浜 久良岐公園で癒される

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上大岡駅から京急バスで急坂を登ります。バス停の名前から覚えた地名「汐見台」の丘のほぼ頂上あたり、久良岐(くらき)公園までやってきました。

この日、上大岡駅から屛風浦駅まで を一気に歩いて沿線写真散歩をやっつけてしまおう、というのが私の思惑でしたが、バスに乗っていったん丘の上まで来てみたら、思いのほか立派な公園に出会えたので、ここでひと休みすることにします。

ところで、坂の街・神戸で育った私から見ても、上大岡駅からの京急バスさんの「登りっぷり」はたいしたものでした。バスの同乗客はたまたまお年を召した方が多かったですが、これだけ急坂続きだと、若い世代を含めてここに住む人たちにはバス路線は欠かせない足なんでしょうね。

横浜市立久良岐公園は、丘陵の起伏を生かした、水と緑のあふれる広大な公園です。
バス通り沿いにこんな林が広がっていて、公園の入場は無料ですが、出入口はいくつか特定の場所に限定された造りになっています。

この日、公園の駐車場は入場待ちの列ができていましたが、当方は電車&バス来場なので楽勝。
公園のバス停から一番近いと思われる入口を入ると、さっそく現れる長く急な下り坂。公園の中でかなりの高低差があるようです。下る時はツツジを愛でながら余裕ですが、登ってくるときはなかなかたいへんでした。

ともあれ、横浜の住宅地のど真ん中でこの広さと緑の深さ。素晴らしい。

広大な林の中に池と芝生の遊び場が点在しています。派手な花壇や噴水を作る、というタイプの公園ではないようですが、この林の新緑と野辺のタンポポがあれば、十分に春を満喫できます。

訪れた人たちのすごし方も、犬と散歩をする人、木立の中でくつろぐ人、芝生にテントを張ってミニキャンプ遊びに興じる人、池に釣り糸を垂らす人・・・とさまざま。

いい午後です。
青い空、新緑の林、静かな水辺。他に何がいるというのでしょう。

2時間足らずの滞在でしたが、春から初夏に向かう自然の癒しを存分にいただくことができました。
今回気づかずに行き損ねましたが、この公園には珍しい能舞台施設があるとか。いつか再訪しなければなりませんね。

以上、久良岐公園編でした。

次回は、公園を出て汐見台から京急屛風浦駅を目指す沿線散歩に戻ります。

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