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京急本線 弘明寺駅（読み方は「ぐみょうじ」です）界隈をお散歩しました。
駅名の由来になっている弘明寺観音は、最初に本堂が建立されたのは11世紀とのことで横浜市最古と言われる由緒ある真言宗のお寺さんです。駅のすぐそばなので、さっそくお参りしておきましょう。
駅に近いというか、そもそもお寺の敷地内に駅を作らせてもらったのが弘明寺駅の発祥とも聞きました。
本堂内は撮影NGだったので、全景だけ撮らせていただきました。現在の本堂は250年前（江戸時代）に再建された上に、さらに40年前に屋根が銅板葺きに改修されたものだそうです。堂内は静かにほの暗く、たいへん趣がありました。
本堂の裏手から入ってきたので、そのままお寺の正面まで坂を降りて出て、「ぐ」の字の横断幕がユーモラスな弘明寺商店街までやってきました。活気ある門前商店街です。「賑やかな商店街」としてドラマのロケなどでしばしば使われるのだそうです。
このアーケードの先にまっすぐ進むと、横浜市営地下鉄の駅も遠くないのですが、今日はそちらには行かず、Uターン。もう一度坂道を登って、京急弘明寺駅からその上の弘明寺公園を目指すことにしました。
下る時にはあまり意識しませんでしたが、この坂道けっこうきつい。途中の不動産屋さんの屋号にニヤッとしたりしながら、一生懸命登ります。
ようやく京急の駅まで戻りました。
ほとんど「山の中腹」と言ってもよいところにある駅ですね。商店街から一気に登るとちょっと息が上がります。
相対式2面2線+橋上駅舎の弘明寺駅はエアポート急行停車駅。1日あたり3万人近い乗降客数があります。
上の写真、ホームの先の頭上に線路を渡る歩道橋がかかっているのが見えます。地図によれば、あの先に広大な弘明寺公園があるらしいので、登ってみます。
ここまでかなり頑張って登りましたが、もう一息。
もうひと息・・・。
急な階段と、鬱蒼とした林間の道が続きます。はあはあ。
これ、公園じゃなくてほとんど山。遊歩道じゃなくてほとんど登山道。
ひいひい。
はあはあ。
やっと頂上広場に到着！ 爽快なパノラマビューが見られるに違いない！
と思ったら
マジかよ！まだこの上まで登るのかよ！
ちょっと取り乱しました。失礼いたしました。ここまで来たんだから登りましょう。
でもね、展望台は確かに立派で高さもあるんだけど、周りの林の木々もかなり生育が良いので、ちょっと心配・・・。
心配は的中！木立が邪魔してパノラマビューは微妙！
ということで、弘明寺登山、もとい、弘明寺公園に行く時は、みなさんちょっと心して歩きやすい服装でお出かけください。
公園のためにフォローしておくと、私の上った道順が悪かっただけです。帰りに違う道順で下る途中には、少し標高は下がるけれども眺めの良い場所がちゃんとありました。
ともあれ、古刹あり商店街ありパノラマビューありの、変化に富んだ弘明寺駅界隈でした。
