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いよいよK-70の初出動です。
雨の日が多かった今年の東京の9月ですが、珍しく晴れで青空が気持ちいいある日、高浜運河から天王洲アイルにかけて歩きながらの試し撮りです。まあ、カメラを試すというよりは、ド初心者のおじさんがカメラに試されている感じが濃厚なのですが。
四の五の言わず、一枚目はこれ。
「天王洲アイル全景」(Photo by scarecrow60)
うれし恥ずかし初物写真です。カメラ初心者は「空の色がきれいに写るなあ」と素朴に感心。 えーと、広角で天王洲全景入れてレイルマン構図で左下の橋をアクセントにして、などと愚考。絞り優先F11でパンフォーカスにして、カスタムイメージは空を青く映す「鮮やか」。にわか勉強したこと総動員しての1枚でした。 タイトルをつけてみましたが、文字通り、ビル賃貸の不動産広告写真みたいになっちゃいましたね。
ところで、橋の右側には、知ってる人は知っているアメリカンキュイジーヌレストラン、T.Y.HABOR BREWERYが見えています。このあたり屈指の人気スポットで、外人客(特に欧米系)比率半端なく高いです。近くに在留外国人のための手続き施設があるせいで、彼らは定期的に天王洲にやってくる必要があり、そのせいで外国人の間でこの店の評判がクチコミで広まったのだ、と知り合いのカナダ人に聞いたことがあります。
次に、橋の向うまで歩いて、逆向きでこれ
「ふれあい橋」(Photo by scarecrow60)
日陰の手前から陽のあたる対岸にかけて、少し奥行きが感じられます。ド素人なりに1枚目よりはこっちの方が(当人としては)「撮った」感がある写真だなあ、なんて思いました。タイトルはこの橋の名前で、自分なりに「水辺と橋のある豊かな都心景観」みたいな感じを撮りたかったのですが・・・どうすればこの題材でもっと上手に撮れるか、これから勉強です。
カメラを向ける、構図を決める、露出やピントなど演出を考える、シャッターを押す、撮れて、見て、反省する。写真って複雑で面白いですね。