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ハンドホールという言葉をご存じでしょうか?
似た言葉にマンホールというのがあって、こちらは
「地下の下水道・暗渠・埋設された電気・通信ケーブルなどの管理を目的として作業員が地上から出入りできるように地面にあけられた縦孔」のことです。
カンの良い方はすでにおわかりかと思いますが、人が入る大きな穴をマンホール、入らない小さな穴をハンドホールというのだそうです。
この間、都内で街歩きしているときに、ふとハンドホールが目についたので撮ってみたわけです。あれ、道路のこの手の「穴のフタ」って、こんなふうにいちいち言葉が書いてあるんだっけ?
street
見ての通り、これは「電話」の穴。東京の街中には、道路上を電線が走っていない共同溝化されたところがたくさんありますから、ここもそのひとつだったんでしょうね。
すぐ近くにはこんなハンドホール(という名前はこの時はまだ調べてないけど)が。
こいつは水道、だそうです。へえ。何の穴のフタだよ、とちゃんと名乗ってるんだ。モノを乗っけるなよ、とか書いてある。
気にして見だすと、なるほど、目につくところに、こんなのがいっぱいあるじゃないですか。
これはガスか。
それにしても、たかが道路の穴のフタだけど、フタそのものと、周りの路面と、ひとつひとつの穴にいろんな表情があるものですね。
なにかが合流してるそうです。門外漢には全く想像がつきませんが。
それの豪華版(?)も見つけました。ちょっと大きめのこれは下水道みたいで、上の穴のフタとマークが同じです。
大きめといっても「マンホール」にはちょっと足りないかなあ。結構情報量満載の大事な穴みたいだから、ひょっとしてこんなに小さくても無理やり人が降りる作りになってたりするんかな?
周りの人は、さぞ変なものを撮るおやじだと思ったでしょうが、その気になればハンドホール・マンホールに焦点をあてた写真コレクションもできそうだな、とちょっと思ったりしました。
私はまだ人生の修業が足りないので手を出しませんが(笑)。