嵐山 夕景

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なんか、このところ京都づいてまして、
ゴールデンウィークに旅行にやってきた翌週、今度は仕事で京都出張で、滞在2日の間に都合5時間ほど自由にできる時間ができました。午後4時、主だった社寺の拝観受付が終わるこの時刻から、さてどこに遊びにいくかと考えて、久しぶりにやってきました、嵐山渡月橋です。

基本的に曇天続きだった関西で、この日のこの時間帯だけ、運よく陽が射してくれました。手にしたカメラは小さなPENTAX Q7。夕方の光をどう撮るかという格好のレッスンとなりました。

渡月橋上から保津川上流を望む、誰にでもこう見えるという説明的な構図で1枚。車夫姿の青年がフレームインしてくれて僅かに変化がついたでしょうか?

その少し前の時間帯、陽が射してコントラストが深くなる山の緑。逆光がけっこう厳しいですが、Q7は頑張りました。

ほんのちょっと歩いて嵐電の嵐山駅構内。意外に、こういう閑散とした瞬間もあるんですね。

川端に戻ります。遠目には静かに見える保津川ですが、寄ってみるとなかなか水量のある川なのだとわかります。

フレアもゴーストもお構いなしで、沈む太陽を主役にして渡月橋全景。川岸で語らうカップルのシルエットが絶好の脇役被写体だったのですが、わずかにタイミングが合わず無人の風景になりました。スナップは難しいです。

河原で2時間ほど油を売ってましたが、舟を撮ってなんとか写真らしくなった(?)のはこの1点くらいです。永遠のビギナーには、たとえ速度の遅い舟といえども、動きものは難しいお題です。

最後は「渡月橋に行ってきました」という観光写真を1枚。

嵐山でのフリータイムを楽しんだ私ですが、あらためて思ったこと。
逆光シーンでの撮影では、Q7の液晶ライブビュー頼りの撮影は難しいということをまたしても思い出しました。いつもその時思い出しては、しばらくすると忘れる繰り返しです。

(まぶしくて)何も見えないので、だいたいこのくらいのズームでこっち方向だろ、とかなりアバウトに何点か撮るしかありません。撮れた絵を後で見て、意図した構図になってないことがわかってもう一度、という試行錯誤を常に強いられました。どうすればよかったのかな。

このサイズのこのカメラだから持ち出せる/撮れる絵があるわけですが、明るい屋外での使用には覚悟と工夫が必要ですね。今度こそ覚えておいて、備えないと。

というわけで苦労が無いわけではなかったですが、愉しい嵐山・渡月橋界隈でした。

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