東京都が”緊急事態宣言”を解除してまもなくでしたが、埼玉県の川越まで出掛ける用事ができました。桜の花盛りには少し早いタイミングでしたが、永世ビギナー写真愛好家としてはフォトジェニックな”小江戸”川越への出動機会を逃すわけにはいきません。
久しぶりにPENTAX KPにオールドレンズを付けました。
そもそも私がM42マウントのオールドレンズを使うようになったのは、川越と所縁のある親戚の方から古いASAHI PENTAX SPをレンズ付きで譲ってもらったことがきっかけでしたから、今回は「オールドタウン川越をユカリあるオールドレンズで撮る」でいってみようというわけです。
まず今回の記事は「手あたり次第に川越の店先を撮る」です。
譲り受けたAuto Takumar 55mm/F1.8と、その後手に入れたSuper Takumar 28mm/F3.5 の2つのレンズを付け替えながらの撮り歩きでした。
いきなり刃物でごめんなさい。出刃が鈍い光を放つショーウィンドウ
観光都市化する前の川越は、こんなお店がとにかく多かったんですよ。履物店の店先。
カラフルなランプが並ぶアンティーク小物店
お客さんの列が絶えない、焼き鳥屋さん
これは、ええと、何屋さんだっけ。とにかくフクロウの眼にガチピンで攻めてみました(笑)。
花と自転車と、ええと、これも何屋さんなんだろう?
トルコランプ、って言うんでしたっけ? 輝きもボケも綺麗です。
花屋さんの店頭は、いかにもお寺の多いこの街らしく。
最後はこれ。地元では評判のコーヒー店さんだそうです。しかしまあ、古い洋品店の看板はそのままだし、2階の”80%”も謎だし、店の佇まいはカオス(笑)。
タクマ―はクセの無い素直な写りなので、ことさらに「オールドレンズっぽく」はならないのですが、私としてはオールドタウンをオールドレンズで撮る遊びに十分自己満足できました。
マニュアルフォーカスでしっかりピントを合わせるのは私には難しく失敗多発なのですが、それもまた楽し。
(AFでも合わないという話は、今日は忘れたことにしておきましょう)
オールドレンズ川越編、まだ続きます。