世田谷 等々力渓谷

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品川・中延で写真散歩していて、なんとなくモノ倦みでモヤモヤしてしまった私は、気分を変えようと、PENTAX KPとHD DA 16-85mmを肩から下げたまま、東急急大井町線の中延駅から電車に乗りました。

前から一度行ってみたいと思っていた等々力(とどろき)渓谷を訪ねてみることにしたのです。たまたまこの日の立ち回り先の関係で都合が良いこともあって、思いつきにしてはなかなか良いBプランなのではないか、と。

大井町線の等々力駅から歩いてほんの3,4分。やってきました。”世田谷の秘境”としてちょっと有名な、こちらです。

どんな”秘境”ぶりかというと、こんなでした。

城西の住宅街を流れる矢沢川の川筋は、他の場所によくあるような暗渠にされてしまうこともなく、平地よりもかなり低い谷底を流れる地形を生かしたまま公園・遊歩道として整備されて、街中に「渓谷」風景を作り出しています。

といっても、遊歩道は革靴で歩けるくらい綺麗に護岸・舗装されていて、雨で増水している時を除けば、いつでも誰でも気軽にお散歩OK。

水鳥も棲みついていて、愛嬌を振りまいています。

都心で自然を満喫、と言いたいところですが、轟音を響かせる環状8号線の陸橋をくぐりながらなので(笑)、総延長徒歩15分ほどの公園は「なんちゃって」渓流散歩というところです。

なんだかんだいって、水辺があるので、写真を撮るうえでは魅力3割増し。モノ倦み、とかほざいてた私ですが、すっかり元気になって撮りまくってます。

谷底の涼味で、夏は都心より3度涼しいとか言われることもあるようですが、まだ2月なのでそういうご利益は無し。新緑や花の季節、あるいは紅葉の季節にまた来たいものです。

さて、渓谷遊歩道の終点近くには、不動尊がおわします。
それはまた次回、ということで。

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