DA* 55mm F1.4 SDM トライアル

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このところ、わりと意識してDA 50mm F1.8で撮る練習をしていたので、この画角でいいレンズを使ってみたいなあ、と思うようになりました。

50mmといえば、Kマウントでは昨年HD DFA* 50mm F1.4という怪物レンズがリリースされて、新しいレンズに飢えているペンタックス使いの話題を集めました。しかし、大きくて重くて高いフルサイズ用の最新レンズにあまり興味が無い私は、2009年発売のsmc PENTAX-DA* 55mm F1.4 SDM に惹かれます。

善は急げ。2月のとある週末に、リコーイメージングスクエア新宿のトライアル利用を申し込んで(クラブ会員なら実質無料で1日借りることができます)、試し撮りをしてみることにしました。

ところが、

はい、おわかりですね。日頃の心がけが悪いのか、この日は最高気温1度、日中は大雪に注意という、東京にしては激寒の悪天候でした。仕方ありません。めったに無い雪景色での試し撮りができて、PENTAX KPとDA*55mm F1.4 の耐寒・防滴性能も試せるぜ、と自分を励ましながら、お馴染みの新宿御苑でのトライアルです。

山茶花か椿か私には区別がつきませんが、雪に耐える早春の蕾です。開放F1.4のボケは流石にきれい。

御苑の梅はまだ走りといったとこで、咲いている枝を見つけるのに難儀しました。無理やり雪中梅の図(笑)。ボカしすぎると「雪中」ぽくならず、ボカさないと後ろの枝がうるさいので試行錯誤の結果、この程度に。

うっすら雪をかぶった熊笹の茂み。絞りを変えてボカし加減を試せるのも明るいレンズならではの愉しみ。

蝋梅も雪を頂いて、晴れた日とは違う風情です。

新宿御苑での試し撮りの最後は、寒桜。
みごとな咲きっぷりで、厳しい寒さの中カメラを構えた愛好家が群がってました(私もそのひとり)。

というわけで、しばれる御苑を後に、西新宿のリコーイメージングスクエアに借りたレンズを返しに行くわけですが、冬景色で派手な色味の乏しい写真ばかりになってしまった反動で、最後に新宿西口地下の花屋さんの店先をスナップ。

デジタルっぽい色乗りも十分、ということをいちおう確認しました(笑)。

さて、はじめてのスターレンズDA* 55mmF1.4を使って写真を撮った感想です。私の腕前では性能を十分に引き出しきれませんが、自分なりにはそこそこの絵が撮れたのではないでしょうか。以下のようないろんな発見があって、トライアルは大満足です。
・AFでピントがガチっと決まるのが素晴らしい(ただしLVでは怪しい)
・防滴の安心感さすが
・F1.4やっぱりいいなあ、憧れるなあ。
・思ったより「大きい」感じがしない。十分カジュアルに使える
・結果的に撮れた絵を比べると、DA50mm F1.8と極端には違わん気も

途中で、DA 50mm F1.8と撮り比べをしてみたので、次回はその比較を見ていただこうと思います。

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

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