きた みた とった その1(浅草線沿線散歩 三田駅)

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京急本線を踏破(おおげさ!)した後、さて次のテーマを何にしよっか、としばらく考えていましたが、結局また京急品川駅にやってきました。

これまでは横浜・横須賀方面南行きで出発していましたが、今日は逆方向の浅草線・京成線直通の北行きホームから出発です。

押上(おしあげ)行に乗ってやってきたのは、東京都営地下鉄浅草線・三田駅。

京急線から直通で北上して行ける沿線ということで、しばらくの間都営地下鉄浅草線沿線散歩 を主題にしてみようと思います。

泉岳寺駅は以前訪れているので、この三田駅から新たにスタートします。

#京急線全駅踏破も平行して気長に目指します。春になって気候が良くなったら、まだ訪ねてない京急沿線、三浦海岸方面とか川崎大師とか、気まぐれに出掛けてみたいと思います。

同じ字を書いて「さんだ」と読む街が関西にありますが、こちらは「みた」。まず地上に出てみます。

駅名の脇にA08(浅草線)とI04(三田線)の2つの記号が見えますね。三田駅は両線の乗換駅でもあります。右に見えている広い道路が国道15号(第一京浜)。

このままカメラが左に90度パンすると、JRの田町駅がすぐそこに見えているのですが、本日はさらに90度回って180度、つまり真後ろを振り返ります。

はい。わたし的には、三田といえばまず頭に浮かぶのがこの森永乳業・森永製菓の本社です。多くの方が多分そうであるように、私も子供のころからお世話になってます。今でもエンゼルパイは家庭に常備。

本社ビルの足元の飲食店・小売店街はこちら

森永プラザビルにエンゼル街。なんてわかりやすい、可愛いネーミング。しかしこのまま森永愛を語りだすと記事が終わってしまうので、先を急ぎましょう。

第一京浜を渡って、慶応仲通り商店街に入ります。

この通りは昔から知ってましたがめったに歩かないので、先入観で学生さん相手の安い飲み屋街、くらいのぼんやりしたイメージしか持ってませんでした。

しかし、今回認識を改めました。品の良さと猥雑さが適度にバランスした、大人が寛げる路地裏です。

インディ系・チェーン系のさまざまなスタイルの飲食店に混じって、ローカル商店がしっかり生き残っています。ごちゃごちゃしていますがいわゆる歓楽街的な小汚さが無く、そんじょそこいらの盛り場とは違う独特の感じ。

「学生さん相手の安い店」ぽい佇まいの店は少数派で、考えてみたら、森永さん、NECさん、三菱自動車さんなど、一流企業の大オフィスがひしめく三田だから、サラリーマン御用達なんでしょうね、このあたりは。いや、単に慶応生がリッチということかな?

これは夜来なきゃ。端から1軒づつ毎週訪ねて回っても、1年以上は楽しめそう。

慶応仲通りを中心に縦横に走る通りにいい感じのお店がひしめいています。学生街ぽさは薄いのですが、その名残りなのか、立派な雀荘があったのには昭和世代としてはちょっとニヤリとしました。

飲み屋街につきものの、小さなお社を発見。

盛り場を撮り歩くときりがなくなりそうなので、このくらいにしましょう。今回はいったんここまで。三田駅編は次回につづきます。

以上「来た、三田、撮った」前編でした。

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