Lightroomでオールドレンズのexifを編集する

旧サイトから転載した記事なので内容齟齬やリンク切れなどの不備が生じていることがあります。
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私は便宜上、ブログ投稿写真のほとんどをFlickrにアップした画像からリンクを貼る形で表示してます。
Flickr上では各写真についてのexif(Exchangeable image file format) 情報をこんな風に参照できて、後でレンズ別に分類したり、この写真はどういう露出で撮ったんだっけ、とか振り返るのに便利です。

ところが、オールドレンズは、デジタルカメラと電気的に情報をやりとりする機構が無いので、新しいデジタル用レンズと違って、写真のexif 情報の中に、レンズ名、焦点距離、絞り等の情報が、自動的には残りません。

これ、撮った写真データの保管・管理上は、厄介な課題です。
ちょっと調べたところ、オールドレンズのユーザーさんたちは、・映画のカチンコみたいな道具を用意してレンズ交換のたびに撮る・レンズ交換する前の最後の1枚は、次に付けるレンズを撮る
・ひたすら頑張ってメモに残すなど、いろんな工夫・努力をされているようです。

でも、どんなに頑張って識別可能にしたところで、最終的に、肝心の1つ1つの画像ファイルにレンズの情報が登録されてなければ、ひどく不便なことに変わりは無いでしょう。

ちょっと途方に暮れていましたが、今回はRAWで撮ってLightroomで現像する習慣のある人に、プチ朗報です。

カメラ・レンズ関係の掲載情報の量と質が素晴らしい著名サイトpentax memoさんが、Lightroomでレンズ名を任意に編集する方法を掲載していらっしゃるのを見つけました。ありがたいことです。しっかり勉強させていただいて、私もやってみました。

やり方は上記のリンク先を見ていただけば大丈夫と思います。情弱な私でも何とか理解できました。exiftoolというツールをLR上から操作して、読み込んだ写真データについてレンズ名を一括で書き込むことができるようになり、記録したい情報の入力はかなり省力化されます。単焦点レンズなら焦点距離も一括入力できます。

冒頭のFlickrサイトのスクショでオールドレンズのexif情報がある程度まで掲載されているのはこのおかげです。

難点は、LRの操作は私が常用しているノートPCではかなり重たいこと。「exiftoolを直接コマンドプロンプトで使う」という方法も併用する方が良さそうです。コマンドプロンプトってwin10でどこにあるんだっけ、とかいうところから始めて、二十年ぶりくらいにエディタでバッチファイルを作ったりしてます(笑)。

以上の対策を講じても、個々の写真撮影の際に設定した絞りの値(F値)の入力は難関です。どの写真の絞りがいくつだったか、は1ショットごとに記録しておかないと、どうしようもありません。

不精な私にはとても無理なので、これについては諦めムードです。

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