横浜へ”ひとり遠足” 中華街・山下公園

“ひとり遠足”で横浜の大桟橋から赤レンガ倉庫を横目に汽車道をみなとみらいまで歩き、お腹が空いたのでもう一度中華街に戻ってきました。なんという鉄板の観光コースでしょう。でもこれで良いのです。今回のわたし、久しぶりに横浜に遊びに来た観光客そのものなのです。

さて、お腹が空いたので中華街でお昼を食べて、ついでに異国情緒あふれる気の利いたチャイナタウンスナップを何点か撮ろう、なんて良い考え・・・と皮算用していたわたし、浅はかでした。

何年ものコロナ禍で抑えつけられた人々の「出掛けたい・遊びたい」気持ちの爆発を、甘く見ていました。この日の中華街大通りの様子が、こちら。

まず、まっすぐ歩くことが困難。立ち止まることも困難。両方向に流れる人波に加えて、店先に群がって何事か見物する人、行列に並ぶ人、点心やらお菓子やらを手に食べ歩きふらふら談笑する人・・・大通りは文字通りカオス。気の利いたスナップ写真、なんていう余裕はどこにも無いのです。

とりあえず、気持ちを落ち着けましょう。
少しだけ人口密度の下がる周辺の通りに逃れて、関帝廟近くのお気に入りの茶荘で家庭用の茶葉をお土産に買い、同じくお気に入りの酒楼に運よく空席が見つけられので「美味しいランチ」という最低限の目的は無事に達しました。

落ち着いたところで店の外に出ると、混雑度がさらに増していたので中華街スナップは諦め、関帝廟の全景だけアリバイ的に撮って(苦笑)早々に退散します。

中華街を脱出して広々とした山下公園をめざします。
公園前の通りは、この時銀杏並木のみごとな黄葉が青空に映えていました。

ということで、この日のスナップ撮りテーマは「輝く銀杏の黄葉」ということにしました。以下銀杏の写真を並べてみますね。

黄葉越しのマリンタワー。

公園を散策する人も、思わず見とれるの図。

風が吹いて、輝く葉をさかんに散らします。

少し強い風が吹けば、もっと派手にぱあっと散る瞬間が撮れるかなと少し粘っていたのですが、そのうちに太陽が動いてこの場所の陽射しが遮られてしまってジ・エンド。なかなか難しいものです。

公園の向かい側の舗道。並木の輝きはこの一角が一番だったと思います。
公園周りで銀杏の黄葉を愛でるの巻、これ位にしておきましょう。

山下公園といえば氷川丸です。これまであまり右舷側から眺めたことは無かったのですが、この時刻には右舷が日向側だったので珍しく回り込んでみました。
だからここに移設されている白灯台を眺めるのもたぶんこれが初めて。なかなかフォトジェニックですね。

公園の東南側、山下埠頭までやってきました。
広々と作られたバス乗り場の隅の小さな花壇に吸い寄せられました。今回最後の写真は、桟橋の氷川丸を後ボケに使って可憐な花を撮るの図。

広い山下公園の東端まで歩いてきたつもりでいて、この日はここでを切り上げて引き返したのですが、後で地図で確かめたら、まだ見ぬ広場とかあるんですね。今度行ってみなければ。

というわけで、もったいぶって記事3回に分けて横浜”ひとり遠足”をごらんいただきました。
最後まで見ていただいてありがとうございます。

使用した機材:LUMIX G99, Leica DG12-60

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