江東区 門前仲町散歩

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月島を歩いた後、清澄通りを移動して門前仲町にやってきました。

門仲は、若かった頃に勤め先の上司の行きつけの飲み屋さんがあって、しょっちゅう連れて来られてました。安くて美味い飯屋、飲み屋がいっぱいある街という印象でしたね。当時の自宅からちょい遠いのが難点でしたが。

などと往時を思い出しつつ、散歩してたら、健在でしたよ。飲み屋街。

朝なので、怪しいオーラは微塵もありませんが、それでも平成29年の風景とは思えないこの「昭和」な迫力。さすが門仲です。

門前仲町という名前の通り、ここには立派な寺院があります。こちらです、どん。

成田山の別院とされる深川不動尊は、いつ来ても参拝客が絶えません。羽振りが良いのか近年は本堂の後ろや横に派手な装飾の立派な別棟を建て増していて、昔の庶民的な「お不動さん」の風情が薄まってきたのが個人的にはちょい残念。

今日も参道の「深川ご利益通り」は朝っぱらからそれなりの人通り。

深川といえば、お不動さんと並んで有名なのが富岡八幡宮。私もたびたび、お不動さんから八幡様へ初詣の「はしご」をさせていただいてます。両者の間は、ハイシーズンには人ごみで埋まって移動もままならない状態になるのですが、すいすい歩ける今なら徒歩でたかだか2分。

ついこの間、横浜金沢区の「本社」富岡八幡にお参りしてきたばかりです。「分社」はどんな具合かな、とやってきてみると、なにやら大規模な改修工事中でした。
ただ、その代わりといってはなんですが、ちょっと面白いものが見れました。

神職と氏子さんたちが見守る中で、夏祭りの準備と思しき「神輿の組み立て」作業がしめやかに、でもないな、がやがやと(笑)行われていました。

こちらは八幡様の金色鳳凰の手水。

深川はもともと古い江戸の町のウォーターフロントで、川と運河が縦横に走っていた地域。

今でも幹線道路の清澄通りや永代通りを少し外れれば、すぐにこういう運河沿いの風景に出会える水の都です。

最後はまた飲み屋さんです。

年季の入ったショーウインドウで、私は滅多にお目にかかれない「サッポロラガー」の表札看板に惹きつけられました。さすがは門前仲町。こういうのは狙って出せる「味」ではない。

ということで、門前仲町界隈散歩でした。

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