高樹町から六本木へ

タイトル通りです。
3月のある日、高樹町こと南青山六、七丁目あたりから、六本木までFUJIFILM XF10片手に歩きました、という記事です。

それだけの話なんだけど、さすがにこのあたりを歩くと、永世ビギナー写真愛好家の私ごときでも、撮りたくなるものが結構あれこれ見つかるんですよ。

手にしているのがXF10だし、高樹町といえばまずはここからですかね。
FUJIFILMの旧本社ビルの威容。2007年まではここが本社でしたが、今は「富士フイルム西麻布ビル」と呼ばれているそうな。

この旧本社ビルの建つ高樹町交差点あたりは、ギャラリー、インテリア、アパレル、アクセサリー、サロン、カフェや和洋のコンフェクショナリーなどのそれはそれはお洒落なお店が(一見それとわからない静かな佇まいで)ひしめく、東京屈指の高感度地帯。
いちいち看板やら店構えやら撮ってるとちっとも進めないので、今日は2軒だけ。


犬型のサインボード。こちらはわかりやすいペットサロン。


で、こちらは猫型?  何屋さんだかよくわからない(覗き見たり尋ねたりし難い)お洒落なお店。

ただただお洒落な街なのかというと、大都市の一角らしく、しっかり荒んだ光景も内包しています。なるほど。

次は何を撮りたかったのか・・・我ながらわかりません(苦笑)。

Barbizonという名前はこのあたりでよく見かけるビルオーナー会社さんのブランドで、このビルはNo27ですが、調べたらNo.100を超える数の賃貸ビルをお持ちのようです。西麻布の森ビルさん、という感じでしょうか。

なんか、今回やたら縦位置で撮ってますね。

西麻布交差点まで来ました。ここへ来たら何はともあれHobson’sは眺めておかないと。

1985年に「お洒落なアイスクリームショップ」という業態の先駆けとして日本1号店のこの西麻布店が開店したころは、日本はバブルの階段を駆け上がっている最中で、Hobson’sはfabでhipなイマドキの若者の立ち寄り場所としてたちまち人気を集めたものでした。あれから栄枯盛衰あって、海外から日本上陸した数多のアイスクリーム屋さんやデザート屋さんが既に姿を消しましたが、Hobson’sは生き残り、西麻布店もこうして健在。昔日を知るおじさんとしては、感慨深いです。


首都高が頭上を走る西麻布交差点。
私自身は今も昔もこのあたりで遊び歩いた記憶は殆ど無いし、交差点の回りも上のHobson’s以外はほとんど往時の面影は無いのですが、ここに来ると少しだけ心が浮き立つのは”時代の記憶”としてのバブルの名残ですかね。


で、だんだん首都高越しに六本木ヒルズが見えてきます。
ありゃ、また縦位置だ。

随分と縦に記事が伸びてしまいました。
高樹町から六本木散歩、ちょうとこのあたりが中間点なので、つづきは次回にしましょうか。

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