PENTAXIANS Yearbook 2019

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今年も発刊されました。

PENTAXIANS Yearbook 2019

PENTAXIANS YEARBOOK 2019
The 2019 yearbook of the facebook pentaxians community

ヨーロッパの同人?によって発行されている自由応募形式の写真集。印刷製本版の申し込みは、残念ながらもう締め切りを過ぎてしまったようですが、100点以上の作品を収録したPDF版は上記リンク先で自由にダウンロード可能です。(バックナンバー2017,2018年版もよろしければ一緒にどうぞ)

表紙に採用されているのは、リコーイメージングドイツのスポンサーアワードに選ばれた、ドイツの作家による新宿歌舞伎町ゴジラストリートのスナップ写真。
どういうレタッチ技術なのか私にはわかりませんが、独特の「特撮映画っぽい」写真に仕上げています。たぶん私が考える以上に、これは欧米の読者には非常にインパクトがある作品なのでしょう。

表紙はちょっと変わった題材・特殊なテイストですが、内容は実に正統派の「コンテスト写真集」で、ポートレート、スナップ、風景、ネイチャーなどいくつかのカテゴリーごとに、見ごたえのある写真がこれでもかとたくさん掲載されています。欧州各国とUSAからの応募作品が大多数を占めていて、日本の写真雑誌などで見慣れている国内のプロやハイアマチュアの作品とはテイストの違う、外国人作家の見ごたえのある作品を多数楽しむことができます。曇天の風景写真が多くて、しかもその曇り空の色合いがなんとも深くて趣があるのが、特に印象に残りました。

2017年版から続けて観ていますが、私にとっては大変満足度の高い勉強になる写真集です。

もちろん作品はすべてPENTAX/RICOHのカメラで撮影されたものです。なにより刺激になるのが、私がこれまで使ってきた普及クラスの機材(K-70,KPとDA 16-85mm、DA55-300mm、SIGMA10-20mm、DA50mmなど)による作品が少なからずあり、道具は同じでも、これだけ見ごたえのある作品ができるんだ、ということ。

がんばるぞ。

とはいえ、
早く外出自粛の季節が終わらないかなあ、とじっと手を見る。

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